本日は、数あるパーソナルカラースクールの中からMiyaθを選んで通ってくださいました、大切な生徒様であるTさまのご紹介をさせて頂きます。
ご受講のきっかけ
Tさまは神奈川県横浜市の心理カウンセラーさんです。
数年前に、東京の大手カラースクールにてパーソナルカラーリストと骨格診断を学ばれ、資格を取得されました。
パーソナルスタイリストとして活動を開始するために、診断練習を繰り返していたところ・・・4シーズンの分類法ではスッキリしない疑問が出てきたそうです。
このモヤモヤを抱えたままではお客さまに納得のいくご提案ができない・・・!と思うようになり、解決策を探していく中で「グラデーションカラースケール®とPFCメソッド」を見つけてくださり、「この画期的な診断手法なら解決できそう」と期待されて、Miyaθにお越しくださいました。
ご受講のペース(Tさまの場合)
ご受講くださったのは「2級+グラデーションカラースケール®カラーリスト養成講座短期1級」。
家事・子育てで毎日お忙しいということと、やや遠方よりお越しくださる(当時のMiyaθは千葉県流山市が拠点)ことから「集中講座」で開催しました。
具体的には・・・全8日間の日程をカリキュラム内容を考慮しながら、なるべくご負担のないような組み合わせで、2日もしくは3日連続で開講。その間Tさまはホテルに宿泊・滞在されました。
※Miyaθでは基本的にマンツーマンレッスンです。日程・日時は可能な限りご要望に沿うように努めております。(基本営業時間:平日9時~17時まで)
講座の雰囲気
グラデーションカラースケール®カラーリスト資格取得講座は「色彩学」の基礎から学習スタートします。
わたしが色の仕事に携わって約5年・・・今までパーソナルカラー診断(個人診断)のお客さまや、グラデーションカラースケール®資格取得講座の受講生さまとたくさんお話してきましたが、「色彩学」を基に「似合う色」についてご説明差し上げると皆さま「そうだったんですね!腑に落ちました!」「今までの疑問がクリアになりました!」と笑顔になられます^^
そういった経験から、一見、まるで遠回りと感じられる色彩学のカリキュラムも、パーソナルカラー診断に携わる者として学んでおいた方がずっと良い、と感じます。
中小企業白書によると、「個人事業主として開業した人の約4割が1年以内に、2年で約半数の人が廃業している」と言われています。
星の数ほど存在するパーソナルカラーアナリスト・イメージコンサルタント業界ではもっと厳しい状況ではありますが、色彩学とパーソナルカラーの関連性を理解しておくことが「一発屋ではない・息の長いパーソナルカラーアナリスト」として活動し続ける秘訣なんじゃないかな、と思います。
短期1級講座は、「色彩学の基礎はわかっている」ということ前提でカリキュラムが組まれていますので、テキストに沿って色彩学部分は自宅学習していただきます。そのため、色彩検定2級合格レベル以上の方へおススメのコースです。
対面での講座では、配色カードやクレヨンを使った楽しいワークを通して、色のこと・パーソナルカラーのことについて、理解を深めて頂きました。
「ニュートラルという概念があるJPFCA」ならではのワークが盛りだくさんで、とっても楽しいですよ^^
実は、約8割のカラーリストが感覚でとらえている「120色ドレープの属性」も明確にわかるようになります・・・!
お客さまに当てているドレープの属性(ベースカラー・明度・彩度・清濁)を把握しているからこそ、「似合う色」を説得力を持ってご提案できるようになります^^
色彩学とパーソナルカラーの座学を経て、グラデーションカラースケール®と120色単色ドレープ診断、イメージ診断実習に進みます。
まず受講生さまにモデル役となって頂き、講師が診断の流れをデモンストレーションいたします。そのあと、モデル役を交代して診断練習です。
Yさまの過去の診断結果は「3回連続オータム」。「スプリングとかサマーとか明るい色が好きだから、最初嫌だったんです。でも、似合うと思ってオータムカラーを着ていたのですが、だんだん似合わなくなってきた気がして・・・強いイエローベースに抵抗が出てきました」と教えてくださいました。
一部だけお伝えしますと、Yさまのベースカラーは弱いイエローベースでした。
グラデーションカラースケール®で、得意の明るさ・鮮やか・清濁を一緒に診断してわかったのは、Yさまはオータムにお似合いになる色が多く含まれますが、スプリングにもお似合いになる色がある、ということでした。
「似合うとされるグループの中には似合わない色が混ざっている」し、重要なのは、他のグループの中に似合う色が混ざっているということです。
つまり、得意な属性を知っていさえすれば、必ずしもグループ分けにとらわれなくて良い、ということです。
こちらの「PFCカラーチャート」へ診断結果を書き込む練習をしていただくと、「似合う色の属性」が一目瞭然です。
Tさまが過去に身に付けていらっしゃったオータムカラーが似合わなくなってきた、というのは、もともと似合いにくい属性の色みだったのでした。
「生まれ変わった気分です!スッキリしますね!」と、それはもう、カラーチャートを本当に本当に嬉しそうに眺めていらっしゃいました^^
モデル役を講師と交代して、診断練習して頂きました。
以前学ばれたカラースクールと診断手法やドレープの扱いが異なっているため、「新しい手法にも慣れるようにトレーニングします!」と前向きに取り組んでくださいました^^
続いて、さまざまな柄や素材・ネックレス・イヤリング・襟型などを用いたイメージ診断実習へ。お顔立ちや雰囲気を活かした似合う柄や素材の特徴を導き出す方法もレクチャーいたします。
「必ずどんな人も既存のグループのうちのどれかに分けないといけない」というシステムが多いようですが、
JPFCAはグラデーションカラースケール®カラー診断と同様に、〇〇タイプに当てはめない完全オーダーメイドのイメージ診断です。
こちらも、Tさまをモデル役にレクチャーさせていただいたところ、「好きなものが似合うと言ってもらえて嬉しいです!!まさにパーソナルですね!!」と、大変お喜びになっていました^^
わたしがモデル役で似合う柄を診てもらっています♪
水玉柄、いかがでしょうか?イメージ診断こそ、明確なルールはないので、自由な感性・感覚でOK!
「感覚でできるから楽しいです!」とおっしゃっていました。
次に、モデル診断実習へ。
「お客さまが来られたら」を想定して、流れを一緒に確認していきます。
サラッと終わる方が多いですが・・・お何をどのようにヒアリングするのか、お客さま満足度はここで決まる!と言っても過言ではない、重要な場面なので丁寧にレクチャーしています・・・!
グラデーションカラースケール®診断実習風景。
自宅でしっかり復習してくださった成果があらわれています。
120色単色ドレープ実習風景。
ドレープさばきもお上手、丁寧かつ迅速に見極めなさっていらっしゃいました。
続いて、お顔立ちや雰囲気から導きだす「イメージ診断」実習。ピアス・イヤリング分析をしているところです。
診断練習のあとは、モデルさんへの配色・スタイリングアドバイスレポートの作成練習です。
「実習、楽しいです!勉強になります^^」と笑顔頂きました♪
初めてすべての診断を通して実施して頂くのでとてもお疲れになったかと思いますが、講座を通して培ってきたご自身のチカラ・実力を実感できる貴重な実習です。
とても良く復習されている受講生さまばかりですので、指摘する部分はほとんどありません。
個人的には、楽しみながら伸び伸びと練習に取り組んでいただき、ざっくばらんに不安に感じている点・疑問点を解決できる場としてとらえて頂ければ、と思います^^
講座最終日のカリキュラムは、認定試験と事業計画。
事業計画のカリキュラムでは、あらかじめヒアリングさせていただき、生徒さまに合った内容を「Miyaθフリーランスの進め方・発信講座」からテーマをピックアップしてレクチャーしております。
※今すぐ一歩踏み出せるMiyaθオリジナルレジュメ付き
認定試験の結果は約1ヵ月後に合否通知があります。試験に合格後、指定された課題を提出すれば、グラデーションカラースケール®カラーリスト認定され活動開始できます。
超短期集中講座でご受講くださったTさま。早い段階で認定試験対策に取り組まれていました。
家事や子育てなどでタイムスケジュールは常にお忙しかったと想像しますが、一生懸命に取り組まれたのでストレート合格・・・!課題も提出されましたので、現在グラデーションカラースケール®カラーリストとして活動準備中でいらっしゃいます。
Tさまのご感想
講習では短期集中、大変お世話になりまことに有難うございました。先生よりいただいた、心に残る素敵な言葉、嬉しかったお言葉を時折思い出しております。
正直、論理的な学習内容や課題の量に最初は途方に暮れそうでした(笑)
その度に「千里の道も一歩から」と自分を励まし、熱心なご指導のお陰で合格前進、本当に有難く、感謝しております。
明るく分かりやすい講義、大変親切で丁寧にご指導くださりありがとうございました^^
最後に/感謝
Tさまは、大変洗練された感性をお持ちの方でした。
感覚でとらえるチカラ・感覚が大変洗練されていらっしゃるため、理論的なグラデーションカラースケール®カラー診断メソッドをしっかり習得された時には、素晴らしいイメージコンサルタントになられる方と感じました^^
戴いたご感想にもありますように、「感覚派」の方にとってグラデーションカラースケール®カラー診断理論は、簡単に理解することが難しいところがあります。
わたし自身がもともと「超・感覚派」でしたので、そのお気持ち、よ~くわかります(^^;)
しかし、「感覚派」こそ、ファッション業界は向いているんですよ。
パーソナルカラーアナリスト・イメージコンサルタントは、誰よりも人の気持ちが分かって、人の痛みが分かる人でなければ、成立しない職業だからです。
何でもかんでも、言葉で説明できることばかりではないから・・・色やファッションのプロではない方を目の前にして、どのように想いを通じ合うことができるのか、「目の前のお客さまにとって最も良いアドバイスとは何だろうか」このことを想像することができなければ、お仕事を続けていくことはできないでしょう。
そこで、グラデーションカラースケール®理論を学ぶメリットがあります・・・!
お客さまの想いを汲み取るためには持ち前の感覚を使い、よりわかりやすく説明するために、身に付けた理論的なメソッドを使うのです。
感覚だけでは人を納得させる要素が弱い・理論だけではお客さまの気持ちを理解し尽せないから・・・「感覚と理論のハイブリット・カラーアナリスト」は強いんです^^
Tさまの今後のご活躍が楽しみです!
講座を通して大変学びの多い時間を過ごすことができましたこと、感謝申し上げます。これからもグラデーションカラースケール®仲間として、どうぞよろしくお願いいたします^^
グラデーションカラースケール®の資格取得にご興味のある方は、まずは体験セミナーへ。お気軽にお越しください♪