こんにちは。
天気の良い日は気持ちが明るくなりますね。
太陽の光、木々のグリーンの爽やかな香り・・・春、大好きです。皆さんの好きな季節も教えてください。
東京で、タイプに分けないでお顔映えするパーソナルカラー診断（グラデーションカラースケール®使用）の講師をしております、Miyaθ宮下伸子です。
本日は東京・世田谷よりお越しくださいました、M様（会社員・30代）の診断レポートとご感想をご紹介させていただきます^^
目次
ご受講のきっかけ・お悩み
きっかけ・お悩み
パーソナルカラー診断を今まで3回受けました。
1回目：4分割で1stブルべ夏 2ndブルべ冬
2回目：16分割で1stブライトサマー 2ndブライトスプリング
3回目：16分割で1stブライトスプリング 2ndブライトサマー
3回とも診断結果がバラバラだったこともあり、シーズンにとらわれずに似合う色を知りたい！と思い申し込みました。
ご受講コース
M様がご受講くださったのは、Miyaθグラデーションカラースケール®Bコース。
①グラデーションカラースケール®診断
②ベストカラー診断（120色ドレープ）
●特典：お顔映えする色だけ集めたオーダーメイドミニ色見本帳つき。お手持ちのコスメの色診断つき。
理論的・具体的に【お顔映えする色】がわかるコースです。Bコースの詳しい内容は下の画像をタッチしてください。
診断結果
色素チェック（専用シート使用）
Miyaθでは、診断前に下の写真に写っている【色素チェックシート】を使って、本来の肌色を確認します。
M様はニュートラル・ほんのりブルーベース・強いブルーベースの要素をお持ちでした。
お顔全体は【ブルーベース】でしたが、顎や額は【ニュートラル】、頬は【強いブルーベース】でした。
お顔の色はぜんぶ同じと思っていらっしゃるかたが多いですが、実は場所によって微妙に色みが違うんですよ。
お肌の微妙な色みの違いを、このチェックシートを使って測っていきます。
グラデーションカラースケール®診断
【グラデーションカラースケール®】とは横に長い布のこと。詳しい内容は下の画像をタッチしてください。
グラデーションカラースケール®を使って診断した結果、「⇔部分」がとてもお顔映りが良いことがわかりました。
世界共通の色のものさし、【属性】で言い換えると・・・
●ベースカラー：ブルーベース（やや青っぽさを感じるエリア）
●明度：中～高明度（明るめのエリア）
●彩度：中～高彩度（ややあざやかめのエリア）
●清濁：清色（クリアカラー）
似合う色をPCCSで例えるなら
明るさと鮮あざやかさをわかりやすく、似たような雰囲気でまとめた表を【PCCSトーン分類】と言います。
まぁるいサークルが12個見えますね。1つ1つのサークルのことを【トーン】と言います。
12個のトーンのうちM様に似合うトーンは、赤丸で囲んだ「ブライト・ライト」あたり。
【PCCSトーン分類】は、似合う明るさとあざやかさを一目でわかる、わかりやすさがあります。
しかし、1つのトーンにベースカラーの【イエローベース・ブルーベース・ニュートラル】が不規則に混ざっているため、もっと細かく【似合う】を知るためには、そのトーンの中のイエベ・ニュートラル・ブルべを知ることが大切です。
それを知ることができるのが【PFCカラーチャート】。
お客様のもっとも得意な「ベースカラー・明るさ・鮮やかさ・清濁」を赤で囲んでお渡ししています。
【PFCカラーチャート】があれば、世の中にあるほとんどの色の中からあなたに似合う色を見つけることができるので、「お店で見たこの色はわたしに似合うのかな？」が、解決します^^
※下の写真の結果は一例です
120色ベストカラー診断
【人間は色を何十万色も見分けられる】と言われています。だから、似合う色は意外に多いんですよ。
ベストカラー診断は、120色の中での、おすすめ度の高い順に①ベストオブベストカラー②ベストカラー③ベターカラー、そして、使い勝手の良い④ベーシックカラーがわかります。
①ベストオブベストカラー
②ベストカラー
③ベターカラー
④ベーシックカラー
写真はありませんが、お顔周りに持ってくるのはちょっと苦手な【ウィークカラー】も別にあります。
※講師は120色すべての（ベースカラー・明るさ・鮮やかさ）を理解していますので、感覚だけではなく、理論的に診断を進めていますのでご安心ください。
こうやって布を並べてみると、似合う色はたくさんある、ということがわかりやすいですよね。
でも実は、これらの色以外に、お客様に似合う色はたくさんあるんですよ・・・！
というのも、120色で診断したところで、【世の中にあるすべての色を診断したことにはならない】からです。
180色とか500色とか、色数を増やせばもっとわかりやすくなる？とお考えのかたもいらっしゃるかもしれませんが、そういうことでもないんですね。
【人間は色を何十万色も見分けられる】と先ほどお伝えしたように、何十万色もの布を集めることも、そもそも診断用ドレープを作成するには莫大なお金がかかります。
また、診断するためには何十時間かかることでしょう・・・(^^;)
そんな莫大なお金やたくさんの時間をかけなくても、得意カラーを知ることはできます。
その優秀なツールが、【PFCカラーチャート】なんです。
【PFCカラーチャート】の強みは、三次元の色空間を平面に落としこんだところ。世の中にあるほとんどの色の目安を一覧でとらえることができます。
色の勉強をしたことのない一般のかたが、何も見ないで色を見分けられることは限りなく難しいことですので、色を選ぶ時はぜひ【PFCカラーチャート】をお供にしてください。
似合わないエリアも一覧で見渡せるからこそ、本当に似合う色はこれだ！と選ぶことができます。
オリジナル色見本帳
グラデーションカラースケール®・120色ベストカラー診断の結果と、最適なアドバイスを、約12ページに綴りました。
ご要望に応じて、似合う色を使った色の組み合わせ（カラーコーディネート例）やメイクの色アドバイスも綴っています。
大きさはA6サイズ（A4サイズの1/4）。ミニバッグにも入る持ち歩きに便利なサイズ感です。
ご感想
過去3回受けた結果がバラバラだったので、今までどこを重視して色を選べば良いかわからなくて困っていました。
実際にMiyaθグラパソ診断を受けてみて、似合う属性がわかったので、色選びの指針ができました。
好きな色みを中心に、ベストカラー等を考えてもらえるところが良かったです。
他のサロンと違って、120色すべてあてて確認してもらえるので、選べる色の幅が広がりそう！と嬉しかったです^^
パーソナルカラー診断を何回か受けたけど、結果がバラバラなかたにおすすめです！
たくさんのご感想をありがとうございます^^
「いつも同じ色の組み合わせ、ベーシックカラーの着こなしになってしまう」というお悩みでお越しくださったM様。
世界共通の「属性」という視点でM様のお顔映えするお色が今回分かりましたので、これから、日々のお洋服の色選びにご活用頂けたら嬉しいです。
このたびはご受講頂き、本当にありがとうございました・・・^^
Miyaθの分析・まとめ
結局、ブルべ夏なの？イエベ春なの？それとも・・・ブルべ冬？
ベースカラーについて
M様のベースカラーは、【ブルーベース】でした。
「ブルべということは、夏か冬じゃない！？どうしてブライトスプリングが1stになったりするの？」と思われるかもしれませんね。
もっと細かく言うと、M様の場合、ブルべはブルベでも、ほのかに青っぽさを感じる【弱いブルーベース】が一番お顔映えします。
これは、横長の布「グラデーションカラースケール®」を使ってお顔映りを診断したから分かったことなんですね。
1枚の横長の布に、イエベからブルべまでのベースカラーの変化を美しくグラデーション状にプリントされた布なので、左右にスライドして診断することで、どのベースカラーエリアが一番お顔映りが良いのかを簡単に知ることができるんです。
左右にスライドするだけで、顔色ががらりと変わるから、初心者さんでも顔映りの変化が分かりやすい優れものなんです^^
M様の場合、【やや青みを感じるブルーベース】エリアが最も映えていたので、ベースカラーは【弱いブルべ】となります。
下図の【弱いブルべ（薄むらさきのエリア）】がM様の最もお顔映えするベースカラーエリアです。
【弱いブルべ】のすぐ左隣に【ニュートラル】がありますね。
M様は【弱いブルべ】ですが、すぐ隣の【ニュートラル】が全然似合わない、というわけではなく、もちろん似合う色もあるんですね。
なぜなら、色は虹のようにグラデーションに変化しているからです。弱いブルべエリアから、突然黄色っぽさも青っぽさも感じないニュートラルエリアになるのではなく、徐々に徐々に青っぽさが薄れていって・・・ニュートラルになる、というイメージ。
これは、「イエベ春にも似合う色がある」ということなんです^^
パーソナルカラー診断ではベースカラーだけはなく、明るさとあざやかさも大切なポイントになります。
次は明るさとあざやかさについてみていきましょう。
明るさとあざやかさ、清濁について
M様の得意な明るさとあざやかさ、清濁についておさらいしていきますと、
〇明るめ
〇ややあざやかめ
〇クリアカラー
でした。
似たような明るさとあざやかさをまとめたトーン表では、M様の得意な色のエリアは赤丸で囲んだブライトやライトトーンでした。
イエベ春・ブルべ夏の各エリアと、M様の得意カラーエリアを重ねてみると、なんということでしょう・・・！
M様の得意カラーエリアは、イエベ春・ブルべ夏の両エリアにまたがっていることがハッキリとわかります。
明るさとあざやかさのバランスを見ても、M様が「イエベ春」の結果になるのも、不思議なことではないんだな、とお分かりいただけたかと思います。
Miyaθが4シーズンのタイプに分けるとしたら・・・
M様のベースカラーは【ブルーベース】でしたので、夏か冬が候補に挙がります。
次に考えるのは、得意な明るさ・あざやかさ・清濁の視点です。
【やや明るめ・ややあざやか・クリアカラーが得意】でいらっしゃるので、「4シーズン分類で分けるとしたら、ブルべ夏にお似合いになる色が多く含まれます」と言えます。
ただし、ブルべ夏の色すべてがGoodではなく、他のグループよりも似合いやすい色がたくさん含まれている、というだけです。
ブルべの中でも青っぽさの強い色・濁りの強いくすみカラーは得意ではありません。
というのも、M様の最もお顔映えするあざやかさは【ややあざやか】を感じる中～高彩度エリア。
ブルべ夏の代表的なイメージである「儚げ」を感じる、ほんのりとした低彩度ではやや寂しく・物足りなさを感じてしまいます。
これは【彩度ドレープ】であざやかさに注目して診断したから、わかったことです。
また、ブルべ夏だけではなく、ブルべ冬やイエベ春グループの中にもお似合いになる色はあります^^
同様に、これらのグループの色すべてが似合うわけではありません。あくまでも、一部似合う色がある、ということです。
似合いにくい色も理論的に説明することができます。
Miyaθグラデーションパーソナルカラー診断は、ベースカラー・明るさ・あざやかさという【属性】で診断しているから、本当のお顔映えする色をズバリ導き出すことができます。
グループに分ける診断法で、
- 診断するたびに結果がバラバラ
- わたしは本当に○○タイプなのか疑問
- 腑に落ちない点がある
というかたに、ぴったりのパーソナルカラー診断です^^
一般的なタイプに分けるパーソナルカラー診断では、下の写真のような「1枚＝1色」である単色の布を使って診断しますので、ざっくりと【似合う】を把握することができます。
でも、そもそも、色というのは【ベースカラー・明るさ・あざやかさ】が混ざったものなんですね。
ですから、目の前の、例えばAの布が似合っていたとしても、Aの色のベースカラーが似合っているのか、明るさが似合っているのか、あざやかさが似合っているのか、2つの要素が似合っているのか、すべてばっちり似合っているのか、はっきりと見きわめることは、簡単なことではありません。
仮に別のBの布があったとして、本来の似合う要素から少し外れていたとして、「Bの布は完全に似合わない」とジャッジするのは、【似合う】の範囲を狭めてしまう原因になってしまうので、とてももったいないことだと思います。
色は、虹のようにつながっているから、すごく似合う色もあれば、ふつうに似合う色だってありますよ♪
せっかく貴重な時間とお金をかけて診断を受けるのだから、似合う色、たくさん知りたいですよね^^
グラデーションカラースケール®は【色】を分解して、ベースカラー・明るさ・あざやかさ・清濁で診断することができます。
1枚1色の単色ドレープではなかなか表現しづらい微妙な色みもグラデーションカラースケール®なら測ること・調整することが可能です。
本当に得意な色、お顔映えする色を知るためには、あえてグループに分ける必要はなく、ベースカラー・明るさ・あざやかさ・清濁の得意エリアを見つけることで導ける、と個人的に思います^^
Miyaθは【色・パーソナルカラー】を大切に考えているサロンです。
グラデーションカラースケール®資格取得講座では「なぜ似合うのか・似合わないのか」、かなりマニアックなところまで追求しています。
プロカラーリスト様やご著書を何冊も出版されているファッションアドバイザー様も通ってくださっています。
「グラデーションカラースケール®の布はどこで買えますか？」とご質問頂くことがあります。
グラデーションカラースケール®だけを購入することはできませんが、グラデーションカラースケール®資格取得講座の教材としてついてきますので、ぜひ学びにいらしてください。
新講座「グラパソ講座」が特におすすめです。
体験セミナーは随時開催中。6月5日月曜日10時30分～1席ご用意あります。
どうぞお気軽にお問い合わせください^^
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【宮下伸子/Miyaθ Beauty Color Channel】
