千葉県よりお越しくださったY様(60代・主婦業)の診断レポートとご感想をご紹介させていただきます。
目次
ご受講のきっかけ・お悩み
Yさまは、対面でのプロカラーアナリストによるパーソナルカラー診断は初めてでいらっしゃいます。
「お顔周りでは、くすみや疲れた感じが気になっていて、カラーコーディネートがマンネリなのが悩みです」と、お友達のご紹介で2名さまでMiyaθへお越しくださいました。
受講コース
Y様がご受講くださいましたのは、Miyaθグラデーションカラースケール®ベーシックBコース。
グラデーションカラースケール®と120色ドレープを使用した、タイプ分けしない完全オーダーメイドのパーソナルカラー診断に特化したコースです。
色見本帳には似合う色と一緒にカラーコーディネートのポイントや雑誌の切り抜きコラージュを添えていますので、実際にどのようなアイテムを選べばよいのか・色の組み合わせ方までわかって、今後の洋服選びがラクになります。
グラデーションカラースケール®診断結果
Miyaθでは、はじめにグラデーションカラースケール®6枚を使ったパーソナルカラー診断をいたします。
「似合う色」を表現するためには、世界中で統一された「色のものさし」である「色相・明度・彩度」を知ることがとても重要です。
グラデーションカラースケール®には、色相(ベースカラー)ドレープ、明度ドレープ、彩度ドレープがあり、ドレープそれぞれをあご下で左右にスライドさせて診断することで「似合う色」の属性がわかります。
より詳細な属性を把握できる清濁ドレープも使用した、Yさまの診断結果は、
●ベースカラー:ニュートラル
→血色の良さとスッキリ感のバランスが良いです。
●明度:低明度
→目鼻立ちがくっきりと、キリっとした印象に。
●彩度:高~中彩度
→お顔のパーツが際立ち、より華やかに見えます。
●清濁:濁色
→Yさまの気になるくすみが目立ちにくくお肌がなめらかに、上品に見えてとてもおきれいでした。
グラデーションカラースケール®ドレープのベストカラー範囲
ドレープの好印象範囲をわかりやすく「⇔」で記入いたしました。
PCCSのトーン分類におけるベストカラー範囲
PCCSのトーン別色相環をイメージした図でご説明しますと、○で囲んだ「ストロング・ディープ・ダルゾーン」を中心とした、低明度・彩度高め付近がベストカラーゾーンとなります。このPCCSトーン分類表を適宜使用しながら診断を進めていきますので、お客様に「とてもわかりやすい」と喜んで頂けています。
上記の属性結果をPFCカラーチャートに記入して、色見本帳と一緒にお渡しいたします。
PFCカラーチャートはグラデーションカラースケール®理論を2次元に落とし込んだ、オリジナル製品です。ベースカラー・明るさ・鮮やかさで構成された本来3次元の色空間をこのチャートに書き込むことで、「本当に似合う色」の基準がわかり、実生活に取り入れやすくなります。
120色ドレープ診断(ベストカラー選出)
「似合う範囲を属性でわかったけれど、具体的にどんな色が似合うか知りたい」という方のために、120色のドレープからお似合いになる色を選出していきます。※120色ドレープすべての三属性を理解していますので、感覚と理論を分析しながら診断を進めております。
Yさまのベストオブベストカラーはこちらの3色としました。
似合う色については「ベストカラー・ベターカラー・ベーシックカラー」の3段階でチョイスし、お顔周りに身につけるのは少し気を付けたい「ウィークカラー」のご提案もいたします。
オリジナル色見本帳の雰囲気
120色ドレープ診断で選出した「ベストカラー・ベターカラー・ベーシックカラー・ウィークカラー」、PFCカラーチャートをすべてまとめた、Yさまのためにお作りしたオリジナル色見本帳はこんな感じに仕上がりました。どなた様でも約35色のカラーチップをご提案いたします。
5㎝角の色布を使用していますので実際のお洋服の色みと比べやすいです。また、おすすめのテイストのカラーアイテムやコラージュ付きなので似合う色の具体的な取り入れ方も参考にして頂けます。(約17ページ)
辺見えみりさんのような、大人の可愛らしさとラフ・ナチュラルな雰囲気がお好みというYさま。
Yさまご自身はとても上品な雰囲気をまとわれていて、濃い・大人っぽいお色みがとてもきれいに映える方であられますので、ラフ・ナチュラルな雰囲気に寄せても素敵です♪
Yさまのエレガントさを活かしつつ、カジュアル感・こなれ感も加えながら、好みのイメージにも近づけるようなアイテムを雑誌から切り抜いたものを集めて色見本帳にまとめさせて頂きました^^
4シーズン分類におけるタイプとの関連性
4シーズン分類で言うと、オータム(イエベ秋)とウィンター(ブルべ冬)にお似合いになる色が多く含まれますが、サマー(ブルべ夏)にもお似合いの色があります。お渡しする色見本帳に、より詳細な診断結果を記載しております。
※4シーズン分類のパーソナルカラー診断を取り入れていらっしゃる協会はたくさんあります。ですが、日本のみならず世界中で統一された基準がないがゆえに「診断者が変わるたびに結果も変わる」ことが予測されます。そのため、Miyaθではタイプに分ける方法を重要視しておりません。ただ、他サロン様での診断結果との関連性を検証するために4シーズン分類を用いたご説明もしております。
ご感想
「色の組み合わせ方・選び方がわからなくて困っていました。ステキな先生だったのでMiyaθさんを受講しました。
すごく分かりやすく勉強になりました。自分では選ばない色も顔映りが良くてビックリしました^^これから服を選ぶ時に色選びの幅が広がりました♪
すごく楽しいレッスンありがとうございました^^」
とご感想いただきました。その後、
「洋服買いに行く前に、先生に送って頂いたbook参考にさせて頂いております♡」とたびたびメッセージを送ってくだり、本当に嬉しくてカラーリスト冥利につきます^^
はじめてのパーソナルカラー診断にMiyaθグラデーションカラースケール®カラー診断をお選びいただけたこと、とても嬉しく思います。
このたびは数あるサロンの中から仲良しのご友人さまとMiyaθへお越しくださいまして、本当にありがとうございました^^
まとめ/考察
Yさまの似合う色のポイントは「彩度高めの暗い色」。絵の具の原色にダークグレイやブラックを混ぜた、大人っぽい色みがとても映える方でした。
ベースカラーが「ニュートラル」ですので、ベーシックカラーのブラウンも、ネイビーも、ブラックもすごく素敵に着こなしていただけます・・・!
イエベ秋やブルべ冬にお似合いになる色が多いですが、グループでとらえてしまうと似合いにくい色も含まれているので、注意が必要です。
例えば、イエベ秋の中の黄みの強い色はお顔が黄ばんで見えてしまいますし、ブルべ冬の中の青みの強い色は顔色が青白く不健康に・・・
「グループに分けると、似合う色もあれば似合わない色もあるんだな」と軽やかに心に留めておくと気持ちがラクになります。
グラデーションカラースケール®は、○○タイプにとらわれずに似合う色だけを導き出していくので、似合いにくい色も一目瞭然♪
ご自身のパーソナルカラーをもっと深堀りしたい、という方はグラデーションカラースケール®がおススメです^^
イエローベースとブルーベースの中間のニュートラルや清濁の程度が目視できるのは、グラデーションカラースケール®カラー診断の強み。
グラデーションになった横に長いドレープを使うので、単色ドレープでは見逃してしまう「色」と「色」の間も視ることができます。
ご興味のある方はぜひ、東京グラデーションカラースケール®教室Miyaθへお越しください^^
また、Miyaθでは、グラデーションカラースケール®を扱うことのできるカラーリスト養成講座を少人数制で開講しております。
4月から受講スタートされる方もいらっしゃいます♪
体験セミナーは随時開催中。どうぞお気軽にお問い合わせください^^