こんにちは。
愛用していたリップやチークがもうすぐなくなりそうです。わたしは洋服が大好きですが、コスメは二の次。
洋服によってコスメの色みを変えることはほぼないので、なくなったら替えがありません。
コスメの色選びは、見た目そのままの発色ではないことが多いので、最も難しいと感じていますが、素敵な色を見つけたら、YouTubeなどでご紹介しますね^^♪
東京で、タイプに分けないでお顔映えするパーソナルカラー診断(グラデーションカラースケール®使用)の講師をしております、Miyaθ宮下伸子です。
本日は東京都よりお越しくださいました、M様の診断レポートとご感想をご紹介させていただきます^^
目次
ご受講のきっかけ・お悩み
きっかけ・お悩み
パーソナルカラー診断は過去に2回受講済み。
1回目は、サマー(スプリングの一部も似合う)
2回目は、スプリング(サマーの部分がある)でした。
イエローベースかブルーベースか、もしくはどのトーンが自分に似合うのかわからなくなってしまいましたので、Miyaθを受講しました。
ご受講コース
M様がご受講くださったのは、Miyaθグラデーションカラースケール®Bコース。
①グラデーションカラースケール®診断
②ベストカラー診断(120色ドレープ)
●特典:お顔映えする色だけ集めたオーダーメイドミニ色見本帳つき。お手持ちのコスメの色診断つき。
理論的・具体的に【お顔映えする色】がわかるコースです。Bコースの詳しい内容は下の画像をタッチしてください。
診断結果
色素チェック(専用シート使用)
Miyaθでは診断前に、下の写真に写っている【色素チェックシート】を使って、お顔等の肌色を確認します。
M様はニュートラル~ブルーベースの要素をお持ちでした。
お顔の中で【ニュートラル】の部分と【ブルーベース】な部分があり、全体が同じ色みではない、ということです。
9割以上のかたは、M様のようにお顔の部位によって微妙に色みが違うんですよ。
グラデーションカラースケール®診断
【グラデーションカラースケール®】とは横に長い布のこと。詳しい内容は下の画像をタッチしてください。
グラデーションカラースケール®の診断結果が以下の通りです。
お顔映りの良いエリアが「⇔部分」。
世界共通の色のものさし、【属性】で言い換えると・・・
●ベースカラー:弱いブルーベース(ニュートラル寄りエリア)
●明度:高明度(明るめエリア)
●彩度:中彩度(あざやかとほんのりの中間エリア)
●清濁:清色(クリアカラー)
似合う色をPCCSトーンで例えるなら
明るさとあざやかさをわかりやすく、似たような雰囲気でまとめた表を【PCCSトーン分類】と言います。
まぁるいサークルが12個見えますね。1つ1つのサークルのことを【トーン】と言います。
12個のうちM様に似合うエリアは、赤丸で囲んだあたり。
明るい色み・浅い色みあたりが最もお顔映えするエリアです。
以上のトーンとベースカラーをまとめて、【似合う明るさとあざやかさ、ベースカラー】が一目でわかるのが【PFCカラーチャート】。
お客様のもっとも得意な「ベースカラー・明るさ・鮮やかさ・清濁」エリアを【赤ペン】で囲んでお渡ししています。
こんな感じです↓(※下の写真の結果は一例です)
【PFCカラーチャート】の最も良い点は、世の中にあるほとんどの色の中から【似合う色エリア】を把握できる点です。
似合わない色も一覧でみられるので、「お店で見たこの色はわたしに似合うのかな?」が、解決します^^
120色ベストカラー診断
Miyaθでは、120色の布をすべて当てます。
なぜなら、シーズンをまたいで似合う色のあるかたがほとんどで(Miyaθ調べでは100%に近いです)、
「○○タイプだから」と、○○タイプの布だけ当ててベストカラーを選んでしまうのは、他のタイプの中にあるかもしれない【似合う色】を見落としてしまう可能性がある、と考えているからです。
ベストカラー診断は、120色の中でおすすめ度の高い順に①ベストオブベストカラー②ベストカラー③ベターカラー、そして、使い勝手の良い④ベーシックカラーがわかります。
①ベストオブベストカラー
②ベストカラー
③ベターカラー
④ベーシックカラー
写真はありませんが、お顔周りに持ってくるのはちょっと苦手な【ウィークカラー】も知ることができます。
様々な雰囲気の色が選ばれているのを、お分かりいただけたでしょうか。
多くのかたが、シーズンをまたいで似合う色があるんですよ^^
次の【Miyaθ分析・まとめ】で詳しくご説明しますが、M様のお顔映えする色は、ブルべ夏・イエベ春グループを中心に、似合う色がありました。
※講師は120色すべての(ベースカラー・明るさ・鮮やかさ)を理解していますので、感覚と合わせて理論的に診断を進めていますのでご安心ください。
【PFCカラーチャート】の強みは、三次元の色空間を平面に落としこんだところ。
世の中にあるほとんどの色の中から、【似合う色の傾向】を一覧で目視することができます。
オリジナル色見本帳&PFCカラーチャート
グラデーションカラースケール®・120色ベストカラー診断の結果などを約12ページに綴り、後日ご郵送いたします。(3週間以内)
似合う色を使った色の組み合わせ(カラーコーディネート例)やメイクの色みアドバイスも綴っています。
大きさはA6サイズ(A4サイズの1/4)。ミニバッグにも入る持ち歩きに便利なサイズ感です。
PFCカラーチャートも同梱いたします。
色の勉強をしたことのない一般のかたが、何も見ないで色を見分けられることは限りなく難しいことですので、色見本帳とあわせて【PFCカラーチャート】をおともにしてください。
似合わないエリアも一覧で見渡せるからこそ、本当に似合う色はこれだ!と選ぶことができます^^
ご感想
ブルべかイエベという分け方に疑問を感じながらも、どのようにコスメや洋服を選べば良いかわかりませんでした。
実際に診断を受けてみて、自分に似合うトーンがよく分かりました。
意外にもピンクが似合ったこと、明るい色なら比較的どの色でもOKと言って頂けたことが一番印象に残っています。
納得いくまでベストカラーを選んでくださったこと、きちんと何故似合うのか(似合わないのか)をお伝えしていただいたことが良かったです。
カラー診断迷子になっているかたにMiyaθをおすすめしたいです^^
神奈川県鎌倉市 M様 60代
色見本帳のご感想も頂きましたので、ご紹介させてください^^
色見本帳届きました。感激して魅入っております。
こんなにも似合う色があったことに驚き、今更ながら随分可能性を狭めてもったいないことをしていたと反省しています。
ベストカラーには、ウィンターやオータムまで入っていて、通常の4シーズンの分け方では見出すことはできない、やはり先生のところに伺って大正解でした。
メイクの色みや色合わせのページは、実際にどのように色みを使いこなすのか勉強になります。特にコーディネート、すごく参考になります。
せっかく似合うと診断されたカラーを組み合わせて楽しみたいです!
これからのファッション選びはもちろんのこと、ステーショナリーやインテリアにも興味が湧いてまいりました。色は素敵です!
本当にありがとうございました^^
とても丁寧なご感想をありがとうございます。
本当に似合う色を知るためには、得意な色の性質を測れるグラデーションパーソナルカラー診断という方法があり、その診断方法を喜んでいただけたことに感謝いたします。
遠方よりお越しくださりご受講くださいまして、本当にありがとうございました^^
2023年10月の、レタグラフィイベント「レタフェス2023」へ中目黒までお越しくださいました^^
似合う色をお召しになって、ますます輝かれていました^^
ありがとうございました。
Miyaθの分析・まとめ
4シーズン分類では何グループ?
ベースカラーについて
M様のベースカラーは、【弱いブルーベース(ニュートラル寄り)】でした。
これは、横長の布「グラデーションカラースケール®」を使ってお顔映りを診断したから分かったことなんですね。
一般的なタイプに分けるパーソナルカラー診断では、下の写真のような、「1枚1色」である単色の布を使って診断しますので、【ニュートラル】を把握することは難しいですし、【ブルーベース】の中でも、弱いブルーベース・強いブルーベースをはっきりと見分けることも困難です。
現在、「中間」という意味で【ニュートラル】という言葉を多用する(グラパソではない)カラーリストが増えてきました。
また、「イエベもブルべも両方似合う」という意味合いで【グリーンベース=グリべ】と呼んでいるかたもいます。
誤解のないようにお伝えしますと、グラデーションカラースケール®で【ニュートラルエリア】が最もお顔映りが良い、と判断できた場合にのみ、ベースカラーが【ニュートラル】とお伝えできると、考えています。
なぜなら、ベースカラーエリアはかなり広いんです。
「春か夏が似合う」、「秋と冬が似合う」、など、ベースカラー以外の特徴が似ているグループに振り分けられる場合、必ずしもベースカラーが【ニュートラル】であるとは限りません。
結果的に、ベースカラーをまたいでも得意なエリアであれば似合うというかたもいらっしゃいますが、「イエベもブルべも両方似合う」それは、限りなく珍しいことなのです。
ぜひ、グラデーションカラースケール®を使って、ご自身の本当のベースカラーを知っていただきたいなと思います。
M様は【弱いブルーベース】ではありますが、【ニュートラル寄り】がポイント・・・!
完全にブルーベースとも、ニュートラルとも言い難い、絶妙なエリア。
ここで、ニュートラルなの?ブルーベースなの?と、こだわらなくて良いのがグラデーションパーソナルカラー診断の良いところなんですよ。
なぜなら、色はグラデーションのように、なだらかに様々な色が存在しているからです。
人によってはニュートラルに見えるかもしれませんし、また別の人かたはブルーベースに感じるかもししれません。
だけど、【そんな感じの色ならOK!】どちらも間違いではありません^^
【弱いブルーベース】ということで、【夏と冬】が候補に挙がってきましたね。
次に、明るさの視点でM様のパーソナルカラーグループについて考えてみましょう。
明るさについて
今回、グラデーションパーソナルカラー診断をした結果、M様は【高明度が得意】、ということがわかっています。
明るい色みがお顔映えする、ということです。
グループに分ける診断法では、【明るめの色が似合うかたを夏・春に】、【暗めの色が似合うかたを秋・冬に】と言われています。
そのため、過去の診断において、M様は【春・夏】という結果だったのは納得です^^
次に、あざやかさの視点でM様のパーソナルカラーグループについて考えてみましょう。
あざやかさ・清濁について
M様は、中彩度(あざやかとほんのりの中間エリア)が得意です。
原色に、半分、白、もしくはグレイ、黒が混じった色がとても映えます。
原色のようなビビッドカラーが得意ではない、ということが分かり、
清濁ドレープで診断した結果、M様は濁りのないクリアカラーのお顔映りが良かったので、明るさの観点を加えると、【春・夏】にフィットすることがわかります。
トーンについて
M様の場合、【ベースカラーは弱いブルーベース(ニュートラル寄り)】【明るめ】【クリアカラー】がお似合いにということがわかりましたので、【夏に似合う色が多いけど、春にも似合う色が存在する】という結果をお伝えしたいです。
トーン表でのM様の好印象エリア(ピンク)は、水色の夏エリアと黄色の春エリアにまたがる位置だからです。
M様のご感想にもありましたように、細かく言うと、秋にも冬にも似合う色があります。
なぜなら、色はグラデーションのように様々な色みが存在しているからです。
春・夏グループとほとんど同じだけれども微妙に違う色みが、秋や冬グループに入っていることもあるからなんですね。
春夏秋冬すべてのグループに似合う色が散らばっている、そんなかたは少なくないんですよ^^
過去に他サロン様で、
1回目は、サマー(スプリングの一部も似合う)
2回目は、スプリング(サマーの部分がある)という診断結果とのことでしたが、
どちらも、カラーリストとして正しい結果をお伝えくださっています^^
Miyaθでも以前のカラーリストさんとほぼ同じ結果を導き出したのですが、その違いは【グラデーションカラースケール®】を使っているかいないか、ただそれだけです。
グラデーションカラースケール®は、色を分解して診断することができますし、お客様ご自身で、顔色の変化を、目で見てわかりやすい、と言う点で大変優れた診断ツールだと思っています。
どんなに分かりやすい説明よりも、【百聞は一見に如かず】ですよね。
自分で確認できることが、一番納得できます^^
一人でも多くのカラーリストさんに取り入れてもらえると、たくさんのhappyが広がるんじゃないかな、と考えています^^
色は、虹のようにつながっていて、あるところを境に急にビビットになったり、急に穏やかな色になったりしないんですね。
ベースカラーも同じで、イエローべースとブルーベースの間には、そのどちらとも言い難いニュートラルエリアが存在します。
グラデーションカラースケール®は【色】を分解して、ベースカラー・明るさ・あざやかさ・清濁で診断することができます。
1枚1色の単色ドレープではなかなか表現しづらい微妙な色みもグラデーションカラースケール®なら測ること・調整することが可能です。
似合う色をしっかり見極められるようになりたい場合は、【グラデーションパーソナルカラー講座(資格取得講座)】がおすすめです。
はじめて色の勉強を始める50代のかたから、現役のカラーリストさんまでたくさんのかたが通ってくださっています。
体験セミナーは随時開催中。12月21日木曜日10時30分~1席ご案内可能です。
どうぞお気軽にお問い合わせください^^
YouTubeでも最新のパーソナルカラー豆知識や色合わせのヒントを発信しています。
チャンネル登録いただけたら嬉しいです^^
【宮下伸子/Miyaθ Beauty Color Channel】