ある日、他サロン様で「ブルーベース」と診断されたお客様が「私、オレンジが大好きなんです。でもブルーベースだから似合わないって言われて・・・」とおっしゃいました。
でも、Miyaθのグラデーションパーソナルカラー診断中に試しにある「オレンジ色」を合わせてみたら、お客様の顔色がパッと明るく、表情まで柔らかくなったんです。
本日はその理由を色彩理論を交えながらお伝えします。
ブルべが「オレンジ色」が似合わないといわれる理由
一般的なパーソナルカラー/4シーズン診断では、オレンジが似合うのはイエローベースである春・秋。そして、ブルーベースは青いフィルターがかかったような青みの色が得意。つまり、黄色っぽさの強い色は苦手と言われており、結果「オレンジ色はNG」という思い込みができてしまいました。
「好きだけど、着てはいけない」と自分以外の人に言われると、なんだか寂しいですよね・・・。
ブルべでも似合うオレンジがある理由
ブルべでも似合うオレンジがある理由として、「色はベースカラーだけで決まらない」ということがあります。
具体的には、ベースカラー以外に、明るさ・あざやかさ・清濁(クリア・くすみ)が影響して、似合う・似合わないが決まっていきます。
今日お伝えするお客様の場合、確かにブルーベースだけれども、ベースカラーはニュートラル寄りで、あざやか・暗めの色が得意ということが判明し、
120色の色布を充てると、以下のオレンジ色がお似合いということも分かりました。
なぜこの色が似合っているのか、このオレンジ色を分析すると、イエローベースだけど、黄みというよりは赤み寄りのオレンジのため、お客様のお肌を黄色くくすませすぎることなく、ブルべ肌に程よい血色を与えてくれていました。そして、【あざやか・やや暗めの色】ということも、お客様の得意要素とぴったり重なっています。


まとめ
一般的なタイプ分けのパーソナルカラー診断は、とても素晴らしい診断法ですが、【ブルべだけどオレンジ色が似合う】というような例外を拾うことが難しいという弱点があります。
グラデーションカラースケール®はベースカラー・明るさ・あざやかさそれぞれで、細かく見極めていけるから、「ブルべ×オレンジの似合うポイント」も簡単に見つけられます。また、「この色が似合う・似合わない」の二者択一ということではなく、【グラデーションで似合う色の幅】を知ることができます。
例外にも対応できるからこそ「好き」も「似合う」に近づけて、着こなしの幅を広げられます。「似合わないんじゃないか」という思い込みが減ると、物事を前向きにとらえられて、新しいことに挑戦する活力が生まれ、小さな成功体験を積み重ねられます。
その結果、他人や世間体も気にしないで行動できる【自信】につながります。
似合う色は皆さんが思っているよりもっとずっとたくさんあって、もっと自由にファッションを楽しめるんですよ。
【まだ出会っていない本当に似合う色を見つけたい方】、【見つけられる技術を磨きたい方】は一緒にグラデーションカラースケール®を使って知識や教養を深めてみませんか?
Miyaθでは、グラデーションパーソナルカラー講座・PRE-1講座・ベースカラーリスト講座、各種受講生様を随時募集しております。(基本的にマンツーマン開催)
完全オンライン受講OKなのは【PRE-1講座(全5日)・ベースカラーリスト講座(全2日)】
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