東京都大田区よりお越しくださいました、60代・会社員・Mさまの診断レポートとご感想をご紹介させていただきます。
目次
ご受講のきっかけ・お悩み
きっかけ
パーソナルカラー診断を含むイメージコンサルティングをご受講されるのは、【はぼ】はじめて。
というのも、20年ほど前にあるイベントで、実際に布を当ててはいないけれど「イエベ秋(オータム)・明るめの緑が似合いそう」と言われたのだそうです。
その後、しっかり診てもらいたいなぁと思っていたけれど、どのサロンへ行って良いかわからない・信頼できそうなところがなかなか見つからずに今まできたのだそう。
最近、「イエベとブルべの中間にはニュートラルがある」ということを知り、Miyaθのホームページをご覧になられて、1番信頼できそうだ、とMiyaθへお申込みくださいました^^
お悩み
似合うと思って洋服を購入しても、色で失敗することが多く着られないものがあり、無駄な買い物をしないようにしたいです。
シンプルな服で垢抜けた感じになりたいです。
ご受講コース
Mさまがご受講くださいましたのは、Miyaθグラデーションカラースケール®Cコース。
Cコースは「似合う色・デザイン・柄・素材」総合的に「お客さまの個性を活かしたスタイル」をご提案するため、以下①~③の診断が含まれます。
①グラデーションカラースケール®と120色ドレープを使用した、グループ分けを超えた「自分だけの似合う色・ベストカラー」がわかるパーソナルカラー診断
②お身体の特徴を活かしたスタイルアップ(着痩せ)方法がわかる骨格診断
③お客さまの雰囲気や話し方・好きなテイスト・価値観・ライフスタイルすべてを取り入れた「似合う・好印象」を導き出すイメージ診断(顔タイプ診断のようにシステム化されたものではなく、フレキシブルな結果を導きだせる診断手法です)
グラデーションカラースケール®診断結果
Miyaθでは、まずはじめにグラデーションカラースケール®6枚を使ったパーソナルカラー診断をいたします。
「似合う色」を知るためには、世界中で統一された「色のものさし」である「色相(ベースカラー)・明度(明るさ)・彩度(鮮やかさ)」を知るだけで、実はOKなんですよ。
グラデーションカラースケール®には、色相(ベースカラー)ドレープ、明度(明るさ)ドレープ、彩度(鮮やかさ)ドレープがあり、3種類3枚のドレープそれぞれを、あごの下で左右にスライドさせてお顔映りを見るだけで、どんな色が得意なのかわかります。
より細かく、似合う特徴を把握できる清濁ドレープ診断も使用した、Mさまの診断結果は、
●ベースカラー:弱いイエローベース(やや黄みを感じる色み)~ニュートラル
→やや黄みを感じるイエローベースの範囲が、お肌をふっくらと生き生きした印象に。
●明度:中~高明度(やや明るめの範囲)
→Mさまが気になさっているシワをカバーして、お肌をワントーン明るくすっきりを見せてくれました。
●彩度:中彩度(鮮やかすぎず、色味が少なすぎない範囲)
→派手過ぎず、寂しい印象にもならず、丁度良い立体感でした。
●清濁:清色寄り(濁みの少ないややクリアな範囲)
→お肌がより明るく・透明感がアップしました。
グラデーションカラースケール®ドレープのベストカラー範囲
グラデーションカラースケール®カラー診断でわかった、似合うゾーンをわかりやすく「⇔」で記入いたしました。
PCCSのトーン分類におけるベストカラー範囲
明るさと鮮やかさをわかりやすくまとめた表でご説明すると、○で囲んだ「ライト・ソフト」あたりが、とても似合う色ゾーンとなります。
「ベースカラー・明るさ・鮮やかさ」という本来三次元の色の世界を、二次元に落とし込んだ【PFCカラーチャート】に記入して、色見本帳と一緒にお渡ししております。
色見本帳のベストカラーはあくまでも、「似合う色の基準」なんですね。
この【PFCカラーチャート】があることで、何万色ものお色みの中からあなたに似合う色を見つけることができます。
「お店で見たこの色は、わたしに似合うのかな?」が解決します。
120色ドレープ診断(ベストカラー選出)
「似合う色の雰囲気はわかったけれど、具体的にどんな色がすごく似合うのか手軽に知りたい!」という方のために、120色の布を使って特にお似合いになる色を選びます。
※講師は120色すべての(ベースカラー・明るさ・鮮やかさ)を理解していますので、感覚と理論を分析しながら診断を進めております。
似合う色は「ベストカラー・ベターカラー・ベーシックカラー」の3段階でチョイスし、お顔周りに身につけるのは少し気を付けたい「ウィークカラー」のご提案もいたします。
ベストカラーの中でも特におすすめカラーを「ベストオブベストカラー」として3~4色選抜して、記念写真撮影。
Mさまの「ベストオブベストカラー」はこちらの3色としました。
Mさまは、やや黄みを感じる、明るい・優しい色みがとてもお似合いです^^
オリジナル色見本帳の雰囲気
120色ドレープ診断で選ばれた「ベストカラー・ベターカラー・ベーシックカラー・ウィークカラー」、PFCカラーチャートをすべてまとめた、Mさまのためにお作りしたオリジナル色見本帳はこんな感じに仕上がりました。どなたでも「約35色の似合う色」をご提案いたします。
Mさまから「シンプルな服で垢抜けた感じになりたい」というご要望を頂いておりましたので、どのような色や素材・シルエットを選べば良いか、文章や絵などでご提案させていただきました。
パーソナルカラー診断・イメージ診断・骨格診断の結果・アドバイスすべて、色見本帳ブックにおまとめしています。
なるべくシンプルに・わかりやく記載するように心がけております。
4シーズン分類におけるタイプとの関連性
一般的な4シーズン分類を用いて言うならば、わたしは「イエベ春にお似合いになる色が多くある」とお伝えします。
イエベ秋と迷ったのですが・・・ベースカラー・明るさ・鮮やかさ・清濁で細かく診ていった結果、イエベ春グループの条件の方がややしっくりくる、と判断しました。
Mさまと似合う色が同じような方は、複数のカラーリストに診てもらうと診断結果が割れる、と予想されます。
詳しくは【まとめ/考察】でお伝えいたします。
※4シーズン分類のパーソナルカラー診断を取り入れていらっしゃる協会はたくさんあります。ですが、日本のみならず世界中で統一された基準がないがゆえに「診断者が変わるたびに結果も変わる」ことが予測されます。そのため、Miyaθではタイプに分ける方法を重要視しておりません。ただ、他サロンさまでの診断結果との関連性を検証するために4シーズン分類を用いたご説明もしております。
ご感想
「実際に布を当てるのは初めてでしたので、顔色の変化を見ることができて良かったです。似合う色がわかって良かったです。
黄みが強すぎる色は似合わないことがわかりました。宮下さんの説明が丁寧で分かりやすかったです。
ハンドブックを作っていただけるのは、後からもわかりやすいです。ショッピング同行に行ってみたいです。」
と、ご感想頂きました。
また、色見本帳をお届け後に素敵なご感想を追加で頂きましたので、ご紹介させていただきます。
今まで、オータムなのかな、と思っていました。今回のカラー診断を受け、やっとスッキリ出来ました。
今までは、オフホワイトとベージュ、紺、黒、グレーで過ごしていました。別の色を購入しても、納得出来ずにいて、いつも同じような白Tシャツを着ていました。
早速、ジムにコーラルピンクに近いベビーピンクのTシャツで行ったところ、皆さんから「よく似あう、別人ですね」と言われました。自分でも、とても楽しい気分でエアロを踊りました^^
似合う色に、少しずつ挑戦していきます。愛情たっぷりの色見本帳をありがとうございました♪
ホームぺージの雰囲気を気に入って「ここなら信頼できそう」と、ずっと探しておられたサロンとして選んで頂き、はるばるお越しいただけたことが本当に嬉しいです。
数あるサロンの中からMiyaθへお越しくださいまして本当にありがとうございました・・・!
まとめ/考察
一般的な4シーズン分類でいうと、Mさまはスプリング(イエベ春)かオータム(イエベ秋)に分類されるでしょう。
ただ、複数のタイプ分けサロンを回るたび、または診断者が変わるたびに、スプリング(イエベ春)もしくはオータム(イエベ秋)という結果が出続けると予想されます。
なぜかというと・・・下の図(鮮やかさと明るさをまとめた表)をご覧ください。
イエベ春グループ(ピンク)とイエベ秋グループ(オレンジ)の範囲をそれぞれ「マル」で囲み、イエベ春と秋の中間、ちょうど重なる部分をベージュで色塗りしてみました。
こちら↓が、Mさまの似合う範囲の図。
なんということでしょう・・・!
イエベ春とイエベ秋のちょうど中間あたりが、Mさまのとってもお似合いになるゾーンと重なっています。
このことから、Mさまは「イエベ春の一部とイエベ秋の一部にとてもお似合いになる色が存在する」ということがわかります。
気を付けて頂きたいのは、イエベ春グループ・イエベ秋グループのすべての色がお似合いになるわけではありません。あくまでも、「そのグループの中に似合う色が多い」ということです。
例えば、Mさまの場合、イエベ春グループの黄みの強い鮮やかな色みは、色に負けてしまうため派手な印象となってしまいます。
また、イエベ秋グループの黄みの強い暗い色・濁りの強い色みは、お顔に影ができて表情が険しく・暗い印象となってしまいます。
グラデーションカラースケール®で、ベースカラーや明るさ・明るさ・鮮やかさ・清濁を細かく診ていきましたので、グループ分けするタイプ分類の中で、どんな色が得意でどんな色が苦手なのかが、すぐにわかります。
色は、虹のようにつながっているので、もちろん微妙な色みも存在します。
クリアな色が突然「くすんだ色に変わる」ということはなく、「ほんの少しだけくすんだ色」を通って、徐々に徐々にくすんでいきます。
黄みも同じように、すごく黄みの強い色もあればほんのり黄みを感じる色みもあるんです。
これは、「イエベ春」?「イエベ秋」?どちらに属していても違和感のない色みもある、ということなのです。
わたしの経験上、【イエベ春とイエベ秋の中間の方】はとても多い、と感じています。
Miyaθは、とにかく色・パーソナルカラーを大切に考えているサロンです。
タイプやグループにカテゴライズしないで、もしくはグループ分けの中でもどんな色が得意なのか「あなただけの似合う色」が知りたい、と思ったらぜひ東京グラデーションカラースケール®教室Miyaθへお越しください。
似合うタイプやグループの中に苦手カラーもあること、別のグループの中に例外に似合う色もある、ということは知っておくと、楽しいですよ♪
あなたに似合うベースカラー・明るさ・鮮やかさ・クリアorくすみをご提案いたします。
また、Miyaθでは、グラデーションカラースケール®を扱うことのできるカラーリスト養成講座をマンツーマンで開講しております。
秋からスタートされる方もいらっしゃいます。
体験セミナーは随時開催中。どうぞお気軽にお問い合わせください^^