こんにちは。
今日は毎週楽しみにしている体操の日でした。
週に1回でも、身体を動かすといつも使わない筋肉に刺激を受けて、とっても爽快です^^
皆さんは何か運動されていますか?
東京で、タイプに分けないパーソナルカラー診断(グラデーションカラースケール®使用)の講師をしております、Miyaθ宮下伸子です。
本日は神奈川県横浜市よりお越しくださいました、H様(50代・会社員)の診断レポートとご感想をご紹介させていただきます。
目次
ご受講のきっかけ・お悩み
きっかけ・お悩み
過去3度パーソナルカラー診断を受けましたが、
1回目 スプリング
2回目 ウィンター
3回目 サマー との診断。
はっきりとは決められないタイプのようでもやもや感がありました。
どの先生もしっかり診断してくださり感謝していますが、せっかくの診断結果を思うようにいかせていない、と感じています。
Miyaθさんの発信を拝見し、これまでのカラー放浪記に決着がつくのではないかと思って、申し込みさせていただきました。
ご受講コース
H様がご受講くださったのは、Miyaθグラデーションカラースケール®Cコース。
①グラデーションカラースケール®診断
②ベストカラー診断(120色ドレープ)
③骨格診断
④イメージ診断
●特典:【似合う】を理論的にまとめたオーダーメイド色見本帳つき
①~④の診断を通して、お客様だけの「似合う色・デザイン・柄・素材」を導きします。Cコースの詳しい内容は下の画像をタッチしてください。
診断結果
色素チェック(専用シート使用)
H様のお顔の肌色を調べたところ、基本的には【ニュートラル】でしたが、頬は【ブルーベース】を感じる肌色でした。
グラデーションカラースケール®診断
【グラデーションカラースケール®】とは横に長い布のこと。詳しい内容は下の画像をタッチしてください。
グラデーションカラースケール®を使って診断した結果、「⇔部分」がとてもお顔映りが良いことがわかりました。
世界共通の色のものさし、【属性】で言い換えると・・・
●ベースカラー:ニュートラル(黄色っぽさも青っぽさも感じないエリア)
●明るさ:中~高明度(明るめエリア)
●彩度:中~低彩度(あまり色みを感じない・ほんのりとしたエリア)
●清濁:濁色(くすみカラー)
似合う色をPCCSで例えるなら
明るさと鮮やかさをわかりやすく、似たような雰囲気でまとめた表を【PCCSトーン分類】と言います。
まぁるいサークルが12個見えますね。1つ1つのサークルのことを【トーン】と言います。
12個のトーンのうち、H様に似合うトーンは、赤丸で囲んだ【ライトグレイッュ・ライト・ソフト】あたりということです。
【PCCSトーン分類】は、似合う明るさと鮮やかさを一目でわかる、わかりやすさがあります。
しかし、1つのトーンにベースカラーの【イエローベース・ブルーベース・ニュートラル】が不規則に混ざっているため、もっと細かく【似合う】を知るためには【ベースカラー別のトーン一覧表】が必要です。
それが【PFCカラーチャート】。
赤枠内が、お客様の得意な「ベースカラー・明るさ・鮮やかさ・清濁」。
世の中にあるすべての色の中からあなたに似合う色を見つけることができるので、「お店で見たこの色はわたしに似合うのかな?」が、解決します^^
※下の写真は一例です
120色ベストカラー診断
【人間は色を何十万色も見分けられる】と言われています。だから、似合う色は意外に多いんですよ。
ベストカラー診断は、120色の中での、おすすめ度の高い順に①ベストオブベストカラー②ベストカラー③ベターカラー、そして、使い勝手の良い④ベーシックカラーがわかります。
①ベストオブベストカラー
②ベストカラー
③ベターカラー
④ベーシックカラー
写真はありませんが、お顔周りに持ってくるのはちょっと苦手な【ウィークカラー】も別にあります。
こうやって布を並べてみると、似合う色はたくさんある、ということがわかりやすいですよね。
でも実は、これらの色以外に、お客様に似合う色はたくさんあるんですよ・・・!
というのも、120色で診断したところで、【世の中にあるすべての色を診断したことにはならない】からです。
それは180色とか500色とか、色数を増やしたところで変わりません。
【人間は色を何十万色も見分けられる】と先ほどお伝えしたように、偶然選ばれた数百の色たちの中から【例えばこんな色が似合う】を見つけ出したに過ぎません。
「じゃぁどうやって色見本にない、似合う色を見分けられるの?」かというと、判断基準は【PFCカラーチャート】なんです。
【赤枠内が似合う色=ベストカラーゾーン】
これは一例ですが、【赤枠内は似合う色ですよ】というのが何となくお分かりいただけるかと思います。
骨格診断・イメージ診断
H様の骨格を3タイプ(ストレート・ウェーブ・ナチュラル)のどれかに分けるとするならば「骨格ナチュラルタイプ」。
以前の診断でも「骨格ナチュラルタイプ」と診断されたようです。
ナチュラルタイプの特徴の1つとして、フレーム感(骨格がしっかりしていること)が挙げられます。
ところがH様の場合、確かにフレーム感を感じますが、あくまでも、若干なんですね。骨格ナチュラルタイプとしては、きゃしゃなスタイルです。
ですから、Web検索で、【一般的な骨格ナチュラルさんに似合う服装】で調べた洋服を着てもなんだかしっくりこない、ということも不思議ではないんです。
Miyaθでは、H様のお身体の特徴をしっかり分析していきますので、タイプ分けのその先の、スタイルアップするためにはどんなことに注意してアイテム選びをすればよいのか、細かく分析していきます。
また、H様の外面&内面の魅力的な部分と好みを融合させながら、どのような雰囲気でアイテムを選んでいけば良いのかも含めて、色見本帳に綴りました。(約20ページ)
似合う色を使った洋服の色合わせ(カラーコーディネート例)やメイクの色アドバイスも綴っています。
大きさはA5サイズ(A4サイズの半分)。バッグにも入る持ち歩きに便利なサイズ感です。
ご感想
理論的な説明が腑に落ちて、とてもスッキリしました。
服の素材感について、今まで注目していませんでしたが、今後に活かせそうなアドバイスをたくさん頂きました。
他のサロンとは違って、ニュートラルの考え方が新しいと感じました。また、清濁ドレープや色々な手法で似合う色を導き出していく方法が【魔法】のようで楽しかったです^^
Miyaθさんは優しくて穏やかな、素敵な感じで、とてもリラックスして診断受けることができました。
楽しかったし、勉強になったし、新しい色に挑戦してみたいと思いました!
ありがとうございました^^
今回ご提案した色みは「好きな色で落ち着きます。着られそうです^^」と喜んで頂けて良かったです。
遠方よりお越しくださいまして、本当にありがとうございました・・・!
Miyaθの分析・まとめ
4シーズン分類では何グループ?
結論から言うと、わたしなら【夏と秋に似合う色が多くあります】とご説明します。
その理由をこれから解説していきますね^^
ベースカラーについて
H様のベースカラーは、【ニュートラル】でした。
グループに分ける手法のパーソナルカラー診断では、【イエベでもブルべでもないニュートラル】という考え方がありませんので、本当は【ニュートラル】のH様も、イエベかブルべの、必ずどちらかに分けないといけないことになっています。
必ずどちらかに分けないといけない場合・・・実は、パーソナルカラーの世界にはイエベとブルべを明確に見極めるための物差しがないんです。
イエベにするかブルベにするか、それはそれぞれのカラーリストの審美眼で振り分けています。
ここでパーソナルカラー豆知識・・・!
目の前にある色を他の人も、あなたとまったく同じように見えていると思いますよね?
実は、色の見え方には個性があって、それぞれが微妙に違って見えていることが多いんです。
これは、H様に対しても同じです。
カラーリストAさんはイエローベースのほうが似合っているとジャッジしますが、カラーリストBさんはブルーベースのほうが似合っているとジャッジすることもある、ということなんです。
今までH様の診断結果が、春だったり、冬だったり、夏だったりしたのは、こういう理由だからなんですね。
ベースカラーだけでグループに分けることは難しいので、明るさについて考えて見ましょう。
明るさについて
中~高明度が得意なH様。
暗い色は、表情を険しくさせてしまうので、少々苦手です。
グループに分ける診断法では、【明るめの色が似合うかたを春・夏に】、【暗めの色が似合うかたを秋・冬に】と言われています。
中くらい~やや明るめが得意なH様は、春か夏、が候補に入ってきます。
次に、あざやかさについてみていきましょう。
あざやかさ・清濁について
H様の得意なあざやかさは、中~低彩度(あまり色みを感じない・ほんのりしたエリア)、清濁では濁色(くすみカラー)が得意です。
グレーを感じる色みが得意でいらっしゃいますので、【夏と秋に似あう色が多くある】と結論づけました^^
ただし、明るめの色が得意なH様ですので、春にも似合う色がある、と言えます。
グループに分けられたカラーチャートを見て頂きますと、明るめの色、グレーを感じる明るい色が複数のグループに散らばっていることを確認いただけると思います^^
トーンについて
H様のように、
- イエベとブルべの中間のベースカラー=ニュートラル
- 明るくも暗くもない中間の明るさ~やや明るめ
のかたは、グループに分ける診断法ですと、複数のグループに似合う色が散らばっていることが多いです。
トーン表でご説明しますと、水色の夏グループ、オレンジの秋グループ、黄色の春グループそれぞれのエリアにまたがる形で、H様のベストカラーエリアが広がっています。
これは、【夏と秋、春に似合う色がありますよ】ということを表しています。
なぜ、夏、とか秋、と断言しないのかというと、【そのグループの色すべてが似合うわけではないから】なんですね。
例えば、秋、という結果にしてしまうと、秋の色全部似合うと思ってしまいますよね。
H様の場合、秋の中でも、黄色っぽさの強い色や暗めの色、こっくりした色は得意ではありません。
また、夏の中でも青っぽさの強い色は、血色をひきすぎて顔色を青白く、年齢をぐっと上に見せてしまいます。
さらに、春の中でも、クリアであざやかめの色は派手に目立ったり、色に負けて見えてしまうので決して得意ではないんですね。
H様のように、グループをまたいで似合う色があるかたは意外と多いんですよ。
グループをまたいで似合う色があるかもしれない、そんな宝探しのようなワクワクした気持ちになれるのが、グラデーションパーソナルカラー診断です^^
【似合う色】をベースカラー・明るさ・あざやさの視点で細かく診ていくことで、グループ分けの診断ではわかりにくい【似合う色の特徴】を具体的に知ることができます。
結果として、そのグループの中のどんな色みが得意で、どんな色みが苦手なのかをはっきりと判断できるようになります。
色は、虹のようにつながっていて、あるところを境に急にビビットになったり、急に穏やかな色になったりしません。
グラデーションでつながっている布を使うことで本当に似合う色を簡単に見つけることができます。
Miyaθは、色をとても大切に考えているサロンです。
身にまとう色を変えるだけで、年を重ねてもいつまでもキラキラと輝けます。
本当に似合う色を取り入れて、あなたらしい、元気で明るい笑顔を取り戻しましょう^^
Miyaθでは、【グラデーションカラースケール®を扱うことのできるカラーリスト養成講座】をマンツーマンで開講しています。
しっかり色を見極められるようになりたいかたはぜひご受講ください。
新講座「グラパソ講座」が得におすすめです。
体験セミナーは随時開催中。
7月6日木曜日、19日水曜日10時30分~ご用意あります。
どうぞお気軽にお問い合わせください^^
YouTubeでも最新のパーソナルカラー豆知識や色合わせのヒントを発信しています。
チャンネル登録いただけたら嬉しいです^^
【宮下伸子/Miyaθ beauty color channel】