千葉県よりお越しくださったAさま（20代・アイリスト）の診断レポートとご感想をご紹介させていただきます。
目次
ご受講のきっかけ・お悩み
Aさまは、対面でのプロカラーアナリストによるパーソナルカラー診断は初めてでいらっしゃいます。
「いつも同じような色みを選んでしまうこと、色の組み合わせが同じになってしまうこと」がお悩みでした。
自分に似合う色を取り入れようと試みたところ、自己診断ではよくわからなかったため、今回Miyaθへお越しくださいました。
受講コース
Aさまがご受講くださいましたのは、Miyaθグラデーションカラースケール®ベーシックBコース。
グラデーションカラースケール®と120色ドレープを使用した、タイプ分けしない完全オーダーメイドのパーソナルカラー診断に特化したコースです。
色見本帳には似合う色と一緒にカラーコーディネートのポイントや雑誌の切り抜きコラージュを添えていますので、実際にどのようなアイテムを選べばよいのか・色の組み合わせ方までわかって、今後の洋服選びがラクになります。
※申し訳ございません。現在、Bコースのコラージュサービスは終了いたしました。
グラデーションカラースケール®診断結果
Miyaθでは、はじめにグラデーションカラースケール®6枚を使ったパーソナルカラー診断をいたします。
「似合う色」を表現するためには、世界中で統一された「色のものさし」である「色相・明度・彩度」を知ることがとても重要です。
グラデーションカラースケール®には、色相（ベースカラー）ドレープ、明度ドレープ、彩度ドレープがあり、ドレープそれぞれをあご下で左右にスライドさせて診断することで「似合う色」の属性がわかります。
より詳細な属性を把握できる清濁ドレープも使用した、Aさまの診断結果は、
●ベースカラー：弱いイエローベース
→お肌にツヤが出て、血色良く、健康的に見せてくれます。
●明度：高明度
→お肌をワントーン明るく、すっきりと見せてくれます。
●彩度：低彩度～中彩度
→上品に、垢抜けて見えます。
●清濁：清色（明度高ければ濁色OK）
→お肌を明るく、透明感も感じさせてくれます。
グラデーションカラースケール®ドレープのベストカラー範囲
ドレープの好印象範囲をわかりやすく「⇔」で記入いたしました。
PCCSのトーン分類におけるベストカラー範囲
PCCSのトーン別色相環をイメージした図でご説明しますと、○で囲んだ「ライト・ソフトトーン」を中心とした、高明度・低～中彩度付近がベストカラーゾーンとなります。このPCCSトーン分類表を適宜使用しながら診断を進めていきますので、お客様に「とてもわかりやすい」と喜んで頂けています。
上記の属性結果をPFCカラーチャートに記入して、色見本帳と一緒にお渡しいたします。
PFCカラーチャートはグラデーションカラースケール®理論を2次元に落とし込んだ、オリジナル製品です。ベースカラー・明るさ・鮮やかさで構成された本来3次元の色空間をこのチャートに書き込むことで、「本当に似合う色」の基準がわかり、実生活に取り入れやすくなります。
120色ドレープ診断（ベストカラー選出）
「似合う範囲を属性でわかったけれど、具体的にどんな色が似合うか知りたい」という方のために、120色のドレープからお似合いになる色を選出していきます。※120色ドレープすべての三属性を理解していますので、感覚と理論を分析しながら診断を進めております。
Aさまのベストオブベストカラーはこちらの3色としました。
似合う色については「ベストカラー・ベターカラー・ベーシックカラー」の3段階でチョイスし、お顔周りに身につけるのは少し気を付けたい「ウィークカラー」のご提案もいたします。
オリジナル色見本帳の雰囲気
120色ドレープ診断で選出した「ベストカラー・ベターカラー・ベーシックカラー・ウィークカラー」、PFCカラーチャートをすべてまとめた、Aさまのためにお作りしたオリジナル色見本帳はこんな感じに仕上がりました。どなた様でも約35色のカラーチップをご提案いたします。
5㎝角の色布を使用していますので実際のお洋服の色みと比べやすいです。また、おすすめのテイストのカラーアイテムやコラージュ付きなので似合う色の具体的な取り入れ方も参考にして頂けます。（約17ページ）
「ヌーディーっぽいナチュラルなものから、パキっとしたクールなものまで、幅広くファッションやメイクを楽しみたい」とおっしゃるAさま。
Miyaθのグラデーションカラースケール®カラー診断は、○○タイプに分けません^^
そして、お顔映りの良い色を中心に、その方の個性を活かした色も「似合う」としてご提案しています。
明るく、柔らかい雰囲気が魅力のAさま。時にヌーディーナチュラルに、また、クールに・・・など、雰囲気を変えた、お似合いになりそうなアイテムをまとめてコラージュさせていただきました。
※申し訳ございません。現在、Bコースのコラージュサービスは終了いたしました。
4シーズン分類におけるタイプとの関連性
4シーズン分類で言うと、スプリング（イエベ春）にお似合いになる色が多く含まれますが、サマー（ブルべ夏）やオータム（イエベ秋）にもお似合いの色があります。お渡しする色見本帳には、より詳細な診断結果を記載しております。
※４シーズン分類のパーソナルカラー診断を取り入れていらっしゃる協会はたくさんあります。ですが、日本のみならず世界中で統一された基準がないがゆえに「診断者が変わるたびに結果も変わる」ことが予測されます。そのため、Miyaθではタイプに分ける方法を重要視しておりません。ただ、他サロン様での診断結果との関連性を検証するために4シーズン分類を用いたご説明もしております。
ご感想
「初めてパーソナルカラー診断を受けるにあたり、信頼できそうなアナリストさんを探していたところ、Miyaθさんのブログを拝見しました。グラデーションカラースケール®にも興味があったので、今回お願いしたいと思いました。
ベストオブベストカラーを選んでくださったことで、自分の強みになりそうだなと思いました^^
ベストほどじゃないけど、ベターカラーもチョイスして頂けて、よりファッションやメイクを楽しめそう！です。
Miyaθさんはとても楽しく、雰囲気も優しい方でした！
はじめてのパーソナルカラー診断でしたが、とてもわかりやすく、説明などしてくださりありがとうございました^^
ファッションやメイクが苦手な方・自分に自信がない方におススメしたいです♪」
とご感想いただきました。
Miyaθの発信をしっかり読んでくださり、はじめてのパーソナルカラー診断にMiyaθのグラデーションカラースケール®カラー診断をお選びいただけたこと、とても嬉しく思います。
数あるサロンの中からMiyaθへお越しくださいまして、本当にありがとうございました^^
まとめ／考察
Aさまの似合う色のポイントは「少しだけ黄みを感じる明るい色」。ベースカラーはニュートラル域も映えますし、明るければ、多少くすんでいてもOKな方です。
このような方は、タイプに分ける分類法ではアナリストさん次第で、「スプリング（春）」「オータム（イエベ秋）」「サマー（ブルべ夏）」の結果が分かれる可能性があります。
実際、わたしの診断において、前述した3つのグループそれぞれの中にお似合いになる色がある、ということがわかっていますので、どのグループに分類されたとしても、完全に間違いとは言えません。
いわゆる「難しいタイプのお客さま」に該当するのではないかと想像します。
ただ、グラデーションカラースケール®での診断では「難しいタイプのお客さま」というのは存在しないんですね。
なぜなら、グラデーション状に変化した色みがプリントされた特別なドレープを使って、色の要素ごとに診断することができるからです。
「ベースカラー・明るさ・鮮やかさ（・清濁）」それぞれの視点で「似合うゾーン」を診断していく手法のため、「似合うベースカラー・明るさ・鮮やかさ（・清濁）」を知ることができるんです。
「難しいタイプのお客さま」というのは、「グループに分けるのが難しい」ということ。
色んな個性のある人間を、グループという枠に当てはめていくのは難しいですよね・・・
Miyaθのグラデーションカラースケール®では、似合う色を知りたいお客さまに対して、似合う「ベースカラー・明るさ・鮮やかさ（・清濁）」をお伝えしているだけですので、決して難しくありません^^
色は無限に存在しているので、色だけでもさまざまな雰囲気を演出できます。
気分によって、またはTPOで印象を変えたい方、幅広くファッションやメイクを楽しみたい方におすすめなパーソナルカラー診断が「グラデーションカラースケール®」。
イエローベースとブルーベースの中間のニュートラルや清濁の微妙な匙加減が目視できるのは、グラデーションカラースケール®カラー診断の強みと言えます。
グラデーションになった横に長いドレープを使うので、単色ドレープでは見逃してしまう「色」と「色」の間も視ることができます。
ご興味のある方はぜひ、東京グラデーションカラースケール®教室Miyaθへお越しください^^
また、Miyaθでは、グラデーションカラースケール®を扱うことのできるカラーリスト養成講座を少人数制で開講しております。
この春から既に3名さまが受講スタートされています♪
体験セミナーは随時開催中。どうぞお気軽にお問い合わせください^^
