神奈川県川崎市よりお越しくださったY様（30代・会社員）の診断レポートとご感想をご紹介させていただきます。
目次
ご受講のきっかけ・お悩み
Yさまの、気になるお顔周りのお悩みは「目のクマ」。
他サロン様で４タイプ・16タイプのパーソナルカラー診断を3回ご受講済みで、
1回目→スプリング
2回目→ウィンター／スプリング
3回目→ウィンター／サマー
という結果だったのだそう。
Yさまはタイプ分類するパーソナルカラーリストの資格をお持ちでいらっしゃいますが、
診断結果が異なっているのは、診断時期やメソッドの違いということも考えられるけれど、そのほかの理由や、何か共通点はないのか知りたくて、とMiyaθへお越しくださいました。
※Miyaθは、同業者さま歓迎です♪
受講コース
Ｙ様がご受講くださいましたのは、Miyaθグラデーションカラースケール®ベーシックBコース。
グラデーションカラースケール®と120色ドレープを使用した、タイプ分けしない完全オーダーメイドのパーソナルカラー診断に特化したコースです。
色見本帳には似合う色と一緒にカラーコーディネートのポイントや雑誌の切り抜きコラージュを添えていますので、実際にどのようなアイテムを選べばよいのか・色の組み合わせ方までわかって、今後の洋服選びがラクになります。
グラデーションカラースケール®診断結果
Miyaθでは、はじめにグラデーションカラースケール®6枚を使ったパーソナルカラー診断をいたします。
「似合う色」を表現するためには、世界中で統一された「色のものさし」である「色相・明度・彩度」を知ることがとても重要です。
グラデーションカラースケール®には、色相（ベースカラー）ドレープ、明度ドレープ、彩度ドレープがあり、ドレープそれぞれをあご下で左右にスライドさせて診断することで「似合う色」の属性がわかります。
より詳細な属性を把握できる清濁ドレープも使用した、Y様の診断結果は、
●ベースカラー：ブルーベース（強いブルーベース寄り）
→青みを感じる範囲が、気になるクマをスッキリと補正してくれる上に、お肌の透明感をグッと引き出してとても洗練された印象でした。強いブルーベースの範囲も概ね不健康に見えることなくお似合いの方です。逆に、ニュートラルの範囲でも若干黄ぐすみしてしまうため、「青みと相性の良い方」と言えます。
●明度：低明度
→目鼻立ちがくっきり・お顔の輪郭がスッキリとシャープな印象でお似合いでした。
●彩度：高彩度
→お顔のパーツがはっきりと華やかになりとても映えていました。
●清濁：清色
→お肌の印象がパッと明るく冴えてお似合いでした。
グラデーションカラースケール®ドレープのベストカラー範囲
ドレープの好印象範囲をわかりやすく「⇔」で記入いたしました。
PCCSのトーン分類におけるベストカラー範囲
PCCSのトーン別色相環をイメージした図でご説明しますと、○で囲んだ「ビビット・ディープゾーン」を中心とした、明度低め・高彩度付近がベストカラーゾーンとなります。このPCCSトーン分類表を適宜使用しながら診断を進めていきますので、お客様に「とてもわかりやすい」と喜んで頂けています。
上記の属性結果をPFCカラーチャートに記入して、色見本帳と一緒にお渡しいたします。
PFCカラーチャートはグラデーションカラースケール®理論を2次元に落とし込んだ、オリジナル製品です。ベースカラー・明るさ・鮮やかさで構成された本来3次元の色空間をこのチャートに書き込むことで、「本当に似合う色」の基準がわかり、実生活に取り入れやすくなります。
120色ドレープ診断（ベストカラー選出）
「似合う範囲を属性でわかったけれど、具体的にどんな色が似合うか知りたい」という方のために、120色のドレープからお似合いになる色を選出していきます。※120色ドレープすべての三属性を理解していますので、感覚と理論を分析しながら診断を進めております。
Y様のベストオブベストカラーはこちらの4色としました。とても紫（青紫・赤紫）が映える方でした♪
似合う色については「ベストカラー・ベターカラー・ベーシックカラー」の3段階でチョイスし、お顔周りに身につけるのは少し気を付けたい「ウィークカラー」のご提案もいたします。
オリジナル色見本帳の雰囲気
120色ドレープ診断で選出した「ベストカラー・ベターカラー・ベーシックカラー・ウィークカラー」、PFCカラーチャートをすべてまとめた、H様のためにお作りしたオリジナル色見本帳はこんな感じに仕上がりました。どなた様でも約35色のカラーチップをご提案いたします。
5㎝角の色布を使用していますので実際のお洋服の色みと比べやすいです。また、おすすめのテイストのカラーアイテムやコラージュ付きなので似合う色の具体的な取り入れ方も参考にして頂けます。（約17ページ）
冨永愛さんやりょうさん、中谷美紀さんのような、クールでモードなイメージがお好みというYさま。
顔タイプ診断では「キュート」でショックでした・・・ということでしたが、お似合いになる色みはクールなお色み。
似合う色だけで十分、なりたいイメージに近づけます^^
また、クールなお色みがとても映える方でしたが、決して冷たい印象ではなく、知的かつ親しみのある愛らしい雰囲気をまとっていらっしゃいますので、お似合いになる範囲が広いラッキーな方です♪
Yさまのなりたいイメージやライフスタイルに合わせた、似合う色のアイテムを集めて色見本帳にまとめさせて頂きました。
4シーズン分類におけるタイプとの関連性
4シーズン分類で言うと、ウィンター（ブルべ夏）とサマー（ブルべ夏）にお似合いになる色が多く含まれますが、オータム（イエベ秋）の中にもお似合いの色があります。より詳細な診断結果はお渡しする色見本帳に記載しております。
※４シーズン分類のパーソナルカラー診断を取り入れていらっしゃる協会はたくさんあります。ですが、日本のみならず世界中で統一された基準がないがゆえに「診断者が変わるたびに結果も変わる」ことが予測されます。そのため、Miyaθではタイプに分ける方法を重要視しておりません。ただ、他サロン様での診断結果との関連性を検証するために4シーズン分類を用いたご説明もしております。
ご感想
「日比理子さんのブログを拝見して、微妙なトーンの違いがどう影響するのか知りたいと思い受けました。顔色が変化するさまを見れるので分かりやすかったです。
微妙な違いを体感しやすいところが参考になりました^^宮下さんはソフトで女性らしい印象の方でした。
一度パーソナルカラーを受けたことがあって、もう少し深堀したい方にMiyaθグラデーションカラースケール®カラー診断をおすすめしたいです！」
日比理子さんのファン同士としてお話が盛り上がり、さらに素晴らしく楽しい時間を頂けて、大変感謝しております。
このたびは数あるサロンの中からMiyaθへお越しくださいまして、ありがとうございました^^
まとめ／考察
今回、グラデーションカラースケール®でわかった特に重要なことは、「Yさまは鮮やかな色が似合う」ということ。
彩度のグラデーションカラースケール®ドレープを使ったので、一目瞭然でした。
過去に他サロン様で、
1回目→スプリング
2回目→ウィンター／スプリング
3回目→ウィンター／サマー
高彩度をイメージするウィンターやスプリングという結果が多かったことも頷けます。
グラデーションカラースケール®の結果とも「彩度が重要なポイント」という面で共通点がありました。
そこで、さらに深堀するために、色を構成しているベースカラーの視点で見ていきます。
Ｙさまは強いブルーベースもお似合いになるがゆえに、高彩度であってもスプリングにある黄みの強い色みは似合いにくいです。
また、明度の視点で見ていきますと、低明度がとても映える方ですので、スプリングにある黄みの強く明度の高いお色みは垢抜けない印象になってしまいます。
逆に、サマーの青みを感じられる鮮やかな色や、オータムの低明度色も似合ってくる、という結果となりました。
タイプに分ける診断方法では、チャート通りに進み、その結果、目の前のお客様は決められた「◎◎タイプ」のどれに当てはまるのか、を重視されているところがありますが、やはり生身の人間は多種多様な個性を持っていますので、「ベースカラーはイエベかブルべで、明度が△△で、彩度が□□は◎◎タイプ」というような、決められた枠にぴったり当てはまるひとばかりでは、ありません(^^;)
イエローベースとブルーベースの間のニュートラルが目視できるのは、グラデーションカラースケール®カラー診断だけ。
彩度も明度も清濁もそれぞれ1枚のドレープで診ていくことで、お客さまおひとりおひとりに似合う色をご提案することができて、単色ドレープでは見逃してしまう「色」と「色」の間も視ることができます。
ご興味のある方はぜひ、東京グラデーションカラースケール®教室Miyaθへお越しください^^
また、Miyaθでは、グラデーションカラースケール®を扱うことのできるカラーリスト養成講座を少人数制で開講しております。
4月から学ばれる方もいらっしゃいます♪
体験セミナーは随時開催中。どうぞお気軽にお問い合わせください^^
