こんにちは。
東京で、タイプに分けないパーソナルカラー診断(グラデーションカラースケール®使用)の講師をしております、Miyaθ宮下伸子です。
「何だかおかしいな・・・?!」という違和感・・・意外と当たることが多くないですか?
本日は千葉県よりお越しくださいました、M様の診断レポートとご感想をご紹介させていただきます^^
目次
ご受講のきっかけ・お悩み
きっかけ・お悩み
過去にパーソナルカラー診断(骨格と顔タイプも含めたトータル診断)を受けました。
わかりやすい「ブルべ冬」だと言われて、初めてのプロ診断ということもあり「青みが強いんだ~」という印象だけを強く覚えています。
ところが夏にアパレルショップでビビッドカラーの洋服を当ててみたら、なじんでない気がしました。
体調が悪かったのかな、とも思ったのですが、それから気になってきて・・・青みのある色の中でも、どのトーンが似合うのかなぁと思うようになり、色々調べてグラデーションカラースケール®にたどりつきました。
ビビッドカラーが似合うのかどうかを知りたいです!それと、似合わせやすいイエローを知りたいです。
ご受講コース
M様がご受講くださったのは、Miyaθグラデーションカラースケール®Bコース。
①グラデーションカラースケール®診断
②ベストカラー診断(120色ドレープ)
●特典:似合う色だけ集めたオーダーメイドミニ色見本帳つき。お手持ちのコスメの色診断つき。
理論的・具体的に【似合う色】がわかるコースです。Bコースの詳しい内容は下の画像をタッチしてください。
診断結果
色素チェック(専用シート使用)
Miyaθでは、診断前に下の写真に写っている【色素チェックシート】を使って、肌色を確認します。
M様はイエローベース・ニュートラル・ブルーベースすべての要素をお持ちでした。
少しだけ具体的にお伝えすると、お顔全体は【ニュートラル~ブルーベース】ですが、顎は黄色っぽさのある【イエローベース】。
首や腕は黄色っぽくも赤っぽくもない【ニュートラル】。手のひらは片手ずつ違い【ブルーベース】【ニュートラル】でした。
グラデーションカラースケール®診断
【グラデーションカラースケール®】とは横に長い布のこと。詳しい内容は下の画像をタッチしてください。
グラデーションカラースケール®を使って診断した結果、「⇔部分」がとてもお顔映りが良いことがわかりました。
世界共通の色のものさし、【属性】で言い換えると・・・
●ベースカラー:ブルーベース(青色がかった色みの範囲)
●明度:中明度(明るすぎず、暗すぎない範囲)
●彩度:高彩度(あざやかさを感じる範囲)
●清濁:清色(クリアカラー)
似合う色をPCCSで例えるなら
明るさと鮮やかさをわかりやすく、似たような雰囲気でまとめた表を【PCCSトーン分類】と言います。
まぁるいサークルが12個見えますね。1つ1つのサークルのことを【トーン】と言います。
12個のトーンのうちM様に似合うトーンは、赤丸で囲んだ「ブライト・ストロング」あたりということです。
【PCCSトーン分類】は、似合う明るさと鮮やかさを一目でわかる、わかりやすさがあります。
しかし、1つのトーンにベースカラーの【イエローベース・ブルーベース・ニュートラル】が不規則に混ざっているため、もっと細かく【似合う】を知るためには【ベースカラー別のトーン一覧表】が必要です。
それが【PFCカラーチャート】。
お客様のもっとも得意な「ベースカラー・明るさ・鮮やかさ・清濁」を赤色ペンで囲んでお渡ししています。
世の中にあるすべての色の中からあなたに似合う色を見つけることができるので、「お店で見たこの色はわたしに似合うのかな?」が、解決します^^
※下の写真の結果は一例です
120色ベストカラー診断
【人間は色を何十万色も見分けられる】と言われています。だから、似合う色は意外に多いんですよ。
ベストカラー診断は、120色の中での、おすすめ度の高い順に①ベストオブベストカラー②ベストカラー③ベターカラー、そして、使い勝手の良い④ベーシックカラーがわかります。
①ベストオブベストカラー
②ベストカラー
③ベターカラー
④ベーシックカラー
写真はありませんが、お顔周りに持ってくるのはちょっと苦手な【ウィークカラー】も別にあります。
※講師は120色すべての(ベースカラー・明るさ・鮮やかさ)を理解していますので、感覚だけじゃなく、理論的に診断を進めていますのでご安心ください。
こうやって布を並べてみると、似合う色はたくさんある、ということがわかりやすいですよね。
でも実は、これらの色以外に、お客様に似合う色はたくさんあるんですよ・・・!
というのも、120色で診断したところで、【世の中にあるすべての色を診断したことにはならない】からです。
それは180色とか500色とか、色数を増やしたところで何も変わりません。
【人間は色を何十万色も見分けられる】と先ほどお伝えしたように、パーソナルカラー診断用の布の色として偶然選ばれた数百の色たちの中から【例えばこんな色が似合う】を見つけ出したに過ぎません。
「じゃぁどうやって色見本にない、似合う色を見分けられるの?」かというと、判断基準は、【PFCカラーチャート】なんです。
【赤枠内が似合う色=ベストカラーゾーン】
これは一例ですが、【赤枠内は似合う色ですよ】というのが何となくお分かりいただけるかと思います。
オリジナル色見本帳
グラデーションカラースケール®・120色ベストカラー診断の結果と、最適なアドバイスを、約12ページに綴りました。
「○○だから△△」という【根拠】も綴っていますので、アイテムを選ぶ時の参考にしやすいです。
ご要望に応じて、似合う色を使った色の組み合わせ(カラーコーディネート例)やメイクの色アドバイスも綴っています。
大きさはA6サイズ(A4サイズの1/4)。ミニバッグにも入る持ち歩きに便利なサイズ感です。
ご感想
今日の診断とても楽しかったです^^
終始聞き取りやすい声で、朗らかにお話されるので安心して聞けました。また説明も丁寧でとても理解しやすかったです。
以前別のところで4シーズンパーソナルカラー診断を受けたときは、【1stブルべ冬/2ndブルべ夏】と言う結果になり、ブルべ冬が得意なはずのビビッドカラーを顔周りにあててみると「あれ?」とあまり馴染んでなくて疑問だったのですが・・・
今回Miyaθさんの診断を受けてみたら納得できてスッキリしました。私の場合は、ビビッドカラーに白を少し混ぜた【ブライトカラー】が得意なのだとわかりました。
その他にも苦手なイエローにも、思ってたよりもスッキリと似合わせられる着やすい色が見つかり、服選びの自由度が広くなった気がして嬉しかったです。
Miyaθグラデーションカラー診断は、【パーソナルカラー迷子になっていて、細かく(似合う彩度や明度など)を知りたいかた】におすすめです^^
色の世界は奥が深く、普段聞きなれない専門用語を使わないと本当に似合う色をお伝えできないため、できるかぎりかみくだいてお伝えしようと日々努力しているつもりです。
今回の診断で、似合う色が腑に落ちたということ、また楽しい時間と感じていただけたこと、大変嬉しく思います^^
このたびはご受講頂き、本当にありがとうございました・・・!
Miyaθの分析・まとめ
ビビッドカラーは似合う?似合わない?
グラデーションカラースケール®は、【色】を分解して細かく顔映りの良いエリアを見つけることが出来ます。
ビビッドカラーが似合うのかどうか、は、【色】を分解した中の【鮮やかさ】を測る【彩度ドレープ】を使います。
【彩度ドレープ】は、最も鮮やかな赤(純色/原色)と、最も鈍い赤(低彩度)がグラデーションで移り変わるようすが途切れることなくプリントしてある布なので、細かく顔映りの良い【鮮やかさ】を知ることができます。
M様の、最もお顔映りの良い鮮やかさは、下の写真の【薄いピンクのエリア/高彩度エリア】でした。
「高彩度、ということは、ビビッドカラーが似合うのかな」と思われたかたもいらっしゃると思います。
ここで注意していただきたいのは、向かって右の最も鮮やかな赤(純色/原色)エリアは【ベストな鮮やかさ】から外れています。
要するに、【高彩度が得意だけど、純色/原色がとっても似合うわけではない】ということです。
下の、明るさと鮮やかさを似たような雰囲気でまとめた【PCCSトーン分類表】で、是非ご確認ください^^
一番右の【ビビットカラーサークル】は一部、M様のベストカラーエリアにかかってはいるものの、それよりも、少し鮮やかさを引いた隣のサークルたちのほうがM様の得意エリアにすっぽり入っています。
この結果から、ビビットカラーに、少し白やグレーを混ぜた少しだけ鮮やかをやわらげた【ブライトカラー】や【ストロングカラー】がM様にとって最もお顔映りの良い色み、ということをおわかりいただけたでしょうか。
似合わせやすいイエローってどんな色?
イエローは、その名の通り【黄色】なため、ブルーベースのかたにとっては難易度が高めかもしれないですね。
ですが、【色】を細かく分解して考えると、似合いやすいイエローはあります^^
ひとくちにイエローといっても、鮮やかな色、ほんのりした色、明るい色、暗い色、黄色が強い色、それほど黄色が強くない色・・・さまざまな色の中から、M様のお顔映りの良い色をお伝えしました。
4シーズンのタイプに分けるとしたら・・・
似たような明るさとあざやかさをまとめたトーン表の中に、【ブルべ夏】と【ブルべ冬】、そして、【M様の得意エリア】を書き込んでみました。
※エリア分けには共通のルールがないため、協会や団体・アナリストによって大きく異なることがあります。
【ブルべ夏】と【ブルべ冬】の両方にまたがる形でM様の得意エリアがありますが、
- 【ブルべ冬】の得意とされるビビッドカラーがものすごく得意というわけではない
- 暗い色がものすごく得意というわけではない
という理由で、【ブルべ夏にお似合いになる色が多くあるけれど、ブルべ冬の中にもお似合いの色はある】というのが私個人の見解です。
ちなみに・・・ブルーベースのブライトカラーが得意なかた、つまり【高彩度が得意だけど、純色/原色がとっても似合うわけではない】というかたは意外に多いのですが、【高彩度が得意=ブルべ冬】と診断しまうと、違和感が残ります。
なぜなら、【純色/原色がとっても似合うわけではない】からです。
グラデーションではない、一般的なドレープを使った診断法では【1枚1枚の、この布の色が似合っているかどうか】で診断されます。
Miyaθグラデーションカラー診断は、途切れることのない、グラデーションの布でしっかりと得意なエリアを把握しているので、120枚の単色の布で診断しているときも、目の前の色が洋服になったとき・微妙な質感の違いまでを想像しながら診断しています^^
色は、虹のようにつながっていて、あるところを境に急にビビットになったり、急に穏やかな色になったりしないんですね。
なかなか表現しづらい微妙な色みもグラデーションカラースケール®なら測ること・調整することが可能です。
Miyaθは、何よりも【色・パーソナルカラー】を大切に考えているサロンです。
どんな明るさや鮮やかさが得意なのか、細かく【あなただけの似合う色】が知りたい、と思ったらぜひ東京グラデーションカラースケール®教室Miyaθへお越しください。
じっくり時間をかけて今のお悩みやなりたいイメージ、ライフスタイルなど丁寧にお話をお聞きして、外見だけではなく、【なりたいと似合うを融合させた特別なMiyaθ診断法】で納得のパーソナルカラーをお伝えします。
また、Miyaθでは、【グラデーションカラースケール®を扱うことのできるカラーリスト養成講座】をマンツーマンで開講しています。
一部、オンラインで受講もOK!今月スタートされたかたもいらっしゃいます。
体験セミナーは随時開催中。どうぞお気軽にお問い合わせください^^
YouTubeでも最新のパーソナルカラー豆知識や色合わせのヒントを発信しています。
チャンネル登録いただけたら嬉しいです^^
【宮下伸子/Miyaθ Beauty Color Channel】