こんにちは。
12月なのに、暖かい日が続いていますね。薄手のコートが暑くて・・・YouTubeでご紹介している季節の変わり目用の羽織が大活躍です♪
よろしければご覧ください^^
東京で、タイプに分けないでお顔映えするパーソナルカラー診断(グラデーションカラースケール®使用)の講師をしております、Miyaθ宮下伸子です。
本日は埼玉県よりお越しくださいました、S様・50代の診断レポートとご感想をご紹介させていただきます^^
目次
ご受講のきっかけ・お悩み
きっかけ・お悩み
パーソナルカラー診断は過去に2回受講済み。
1回目は、春タイプ
2回目は、夏タイプでした。
「ブルべ夏」と診断されましたが、自分の肌の黄ぐすみが気になって、本当に診断通りの色を身に付けて顔映りがきれいになるのか確信が持てませんでした。
こんなに肌が黄色なので、本当はイエローベースが似あうのでは?とも思っていました。
宮下さんの発信を見て、「もしかして自分はブルべでもイエベでもないニュートラルなのでは?」と思い始めたことがきっかけで、受講しました。
ご受講コース
S様がご受講くださったのは、Miyaθグラデーションカラースケール®Cコース。
①グラデーションカラースケール®診断
②ベストカラー診断(120色ドレープ)
③骨格診断
④イメージ診断
●特典:【似合う】を理論的にまとめたオーダーメイドの色見本帳付
①~④の診断を通して、お客様だけの「似合う色・デザイン・柄・素材」を導き出します。Cコースの詳しい内容は下の画像をタッチしてください。
診断結果
色素チェック(専用シート使用)
Miyaθでは診断前に、下の写真に写っている【色素チェックシート】を使って、お顔等の肌色を確認します。
S様はイエローベース~ニュートラル~ブルーベースの要素をお持ちでした。
ほとんどのかたが、お顔の部位によって微妙に色みが違うんですよ。
さまざまな要素をお持ちであることから、自己診断では判断が難しいですし、グループに分ける診断法ですとアラーアナリストは「難しいタイプ」と悩んでしまうかもしれないですね。
グラデーションカラースケール®診断
【グラデーションカラースケール®】とは横に長い布のこと。詳しい内容は下の画像をタッチしてください。
グラデーションカラースケール®の診断結果が以下の通りです。
とてもお顔映りが良いのが「⇔部分」。
世界共通の色のものさし、【属性】で言い換えると・・・
●ベースカラー:ニュートラル(黄色っぽさや青色っぽい色みを感じないエリア)
●明度:高明度(明るめエリア)
●彩度:中彩度(あざやかすぎない・地味すぎないエリア)
●清濁:清色(クリアカラー)
似合う色をPCCSトーンで例えるなら
明るさとあざやかさをわかりやすく、似たような雰囲気でまとめた表を【PCCSトーン分類】と言います。
まぁるいサークルが12個見えますね。1つ1つのサークルのことを【トーン】と言います。
12個のうちS様に似合うエリアは、赤丸で囲んだあたり。
浅い色み・淡い色みあたりが最もお顔映えするエリアです。
以上のトーンとベースカラーをまとめて、【似合う明るさとあざやかさ、ベースカラー】が一目でわかるのが【PFCカラーチャート】。
お客様のもっとも得意な「ベースカラー・明るさ・鮮やかさ・清濁」エリアを【赤ペン】で囲んでお渡ししています。
こんな感じです↓(※下の写真の結果は一例です)
【PFCカラーチャート】の最も良い点は、世の中にあるほとんどの色の中から【似合う色エリア】を把握できる点です。
似合わない色も一覧でみられるので、「お店で見たこの色はわたしに似合うのかな?」が、解決します^^
120色ベストカラー診断
Miyaθでは、120色の布をすべて当てます。
なぜなら、シーズンをまたいで似合う色のあるかたがほとんどで(Miyaθ調べでは100%に近いです)、
「○○タイプだから」と、○○タイプの布だけ当ててベストカラーを選んでしまうのは、他のタイプの中にあるかもしれない【似合う色】を見落としてしまう可能性がある、と考えているからです。
ベストカラー診断は、120色の中でおすすめ度の高い順に①ベストオブベストカラー②ベストカラー③ベターカラー、そして、使い勝手の良い④ベーシックカラーがわかります。
①ベストオブベストカラー
②ベストカラー
③ベターカラー
④ベーシックカラー
写真はありませんが、お顔周りに持ってくるのはちょっと苦手な【ウィークカラー】も知ることができます。
様々な色が選ばれているのを、お分かりいただけたでしょうか。
多くのかたが、シーズンをまたいで似合う色があるんですよ^^
次の【Miyaθ分析・まとめ】で詳しくご説明しますが、S様のお顔映えする色は、イエベ春・ブルべ夏を中心に、似合う色がありました。
※講師は120色すべての(ベースカラー・明るさ・鮮やかさ)を理解しており、感覚を理論に落とし込んで診断を進めております。
【PFCカラーチャート】の強みは、三次元の色空間を平面に落としこんだところ。
世の中にあるほとんどの色の中から、【似合う色の傾向】を一覧で目視することができます。
骨格診断
Miyaθでは基本の3つに分類しますが、タイプに分類するよりも、スタイルアップするためのポイントに重点を置いています。
S様はタイプに分けるとすると確かに「骨格ストレート」でいらっしゃいました。
ですが、S様は女性らしいスタイルがお好み。
一般的な骨格ストレートさんに似合うとされるテイストは、好みではなくて・・・とお悩みでした。
ですから、【ここだけ気を付けたら良いポイント】を色見本帳に記載いたしました。
骨格診断はスタイルアップを目指すファッション技術です。
Miyaθでは、可能な限りお好みのテイストに寄せつつ、スタイルアップを叶えるためのポイントをお伝えしています。
イメージ診断
Miyaθでは、外見だけではなく、内面や好み・なりたいイメージをすべて含めて、最適なテイストをご提案してます。
S様の場合、ハッキリとした【好みのイメージ】をお持ちでしたので、スタイルアップしながらも、そのイメージに近づける方法をお伝えしました。
オリジナル色見本帳&PFCカラーチャート
グラデーションカラースケール®・120色ベストカラー診断の結果などを約20ページに綴り、後日ご郵送いたします。(3週間以内)
似合う色を使った色の組み合わせ(カラーコーディネート例)も綴っています。
PFCカラーチャートも同梱いたします。
色の勉強をしたことのない一般のかたが、何も見ないで色を見分けられることは限りなく難しいことですので、色見本帳とあわせて【PFCカラーチャート】をおともにしてください。
似合わないエリアも一覧で見渡せるからこそ、本当に似合う色はこれだ!と選ぶことができます^^
ご感想
① 診断を受ける前のお悩み
以前受けた診断結果は20代では春、40代では夏&骨格ストレートでしたが、結果に縛られて選択の幅が狭まって迷子になったように感じておりました。
「ブルベ夏の色がなんだか似合わない気がするのは、私の肌が地黒で黄色いせい?そもそもこんなに黄色い肌なのに本当にブルベなの?」 (色の悩み)
「骨格ストレートに似合うとされるスタイルではたしかに着やせはするけれど、シンプルでマニッシュな服装は全然好きじゃない…」(骨格の悩み)
こんな気持ちで過ごしており、過去にせっかく受けた診断結果をうまく活用することができず、けっきょく無難な紺やグレー、白や黒ばかり着ていました。② 実際に受けて解決したこと
自分に似合う色味がニュートラルを中心にイエローベース~ブルーベースにかかって分布していることがわかり、過去に受けた診断結果(春、夏)に納得しました。
また、なぜ黄色い肌の自分がブルベ夏と診断されたのか分からなかったのですが、「肌になじむ色=似合う色」という診断方法ではなく、ドレープからの反射で顔映りがどう変化するかを見て診断していることを実際に確認でき、言葉でもご説明いただいて、ようやく頭の中のもやもやが晴れました。
もともとの肌色になじむ色を「似合うカラー」と診断するのではなく、顔映りがよくなる補正効果が得られる色を「似合う」としているのですね。
③ 診断を受けて一番印象に残っていることは
【色】イエロー~ニュートラル~ブルーと色が移っていく横長のドレープです。診断時は裸眼でしたが、0.1もないド近眼にもかかわらず顔色の変化が如実にわかったことには本当に驚きました。 またベースの色味だけでなく明るさ、鮮やかさや清濁も横長のドレープで変化を確認できるのは画期的だと感じました。
【骨格・イメージ】
宮下さんご愛用のアクセサリーは私がイメージしていたストレートタイプの典型とされるマニッシュでシンプルすぎるものをはだいぶ印象が違っておりました。私も自分が身に付けていて心地よいと感じるものをうまく取り入れていきたいと思いました。
それからトップスを購入するとき、今までは色ばかりに目がいっていたのですが、骨格ストレートは○○が重要と教えていただいたことが今後のお買い物でとても役に立ちそうです。そこに気を付けて、○○にもチャレンジしてみたいと思います。
④ Miyaθの良かったところ、特に参考になった内容や新しい発見
・診断に入る前のヒアリングが丁寧で、悩みや好みをよく聞いてくださるところ。
ベスト・オブ・ベストカラーを決定する際も、ある色を見て「この色は(たとえ似合ったとしても)着ないと思います」とお伝えしたらその色は外してくださって、好みを尊重してくださったことが嬉しかったです。
・アクセサリーは地金がゴールドでもシルバーでもどちらもOKということがわかり、楽しみの幅が広がりそうです。
従来のパーソナルカラー診断の結果、着られる服(色)に制限が多くなったと感じる方や、今ひとつ結果が腑に落ちなくてモヤモヤしている方、過去にカラー診断を受けたけれどうまく活用できていないと感じる方に、Miyaθのグラデーションパーソナルカラー診断をおすすめしたいです^^
埼玉県 S様 50代
色見本帳のご感想も頂きましたので、ご紹介させてください^^
ようやく手にした色見本帳、嬉しくて嬉しくて何度も手に取って眺めていました。
こまやかな手作業で作られた、 世界でたった一つのオーダーメイドのスタイルブック。宝物です。
心から感謝申し上げます。
イメージチャートのページは、なんだか お褒めの言葉をたくさんいただいたように感じて、とても嬉しいです。
おすすめイメージのキーワードがはっきりしていると、自分のなかからどの要素を掘り起こして外に表現していくか、どんなものを選ぶとよいかの指針になりますね。
ファッションの流行が移り変わってもこれらのキーワードがずっとガイドになってくれると思います。
それからベストカラーの中に△△があって幸せです。もともと大好きだったのに「ブルベ夏」と診断されてから十数年遠ざけていた色でしたから。
ベストカラーの中にある淡いオレンジ系や薄緑色のトップスも色見本片手にぜひ探してみたいと思います!
Miyaθ で診断を受けたときの心地よく温かい時間が忘れられません。
宮下さんに診断をお願いして本当によかったと思います^^
心のこもった丁寧なご感想をありがとうございます。喜んで頂けたことが伝わってきて、本当に嬉しく思います。
「好きを大切に」色見本帳をお役立ていただけたら幸いです。
ご受講くださいまして、本当にありがとうございました^^
Miyaθの分析・まとめ
4シーズン分類では何グループ?
ベースカラーについて
診断前の色素チェックでは、S様のお顔はニュートラルとイエローベースの肌色多めでした。
ただ、実際ドレープを当てると、S様は【ニュートラル】が最もお顔映りが良かったです。
色素チェックでは、イエローベースを感じる肌色もお持ちでしたので、イエローベースと過去に診断されたのもうなづけます。
ただ、S様のご感想にもあるように、総合的に顔映りがよくなるのは【ニュートラル】と診断いたしました。
また、なぜ黄色い肌の自分がブルベ夏と診断されたのか分からなかったのですが、「肌になじむ色=似合う色」という診断方法ではなく、ドレープからの反射で顔映りがどう変化するかを見て診断していることを実際に確認でき、言葉でもご説明いただいて、ようやく頭の中のもやもやが晴れました。
もともとの肌色になじむ色を「似合うカラー」と診断するのではなく、顔映りがよくなる補正効果が得られる色を「似合う」としているのですね。
S様、おっしゃる通りです^^
これは、横長の布「グラデーションカラースケール®」を使ってお顔映りを診断したから分かったことなんですね。
一般的なタイプに分けるパーソナルカラー診断では、下の写真のような、「1枚1色」である単色の布を使って診断しますので、【ニュートラル】を把握することは難しいですし、【ブルーベース】の中でも、弱いブルーベース・強いブルーベースをはっきりと見分けることも困難です。
現在、「中間」という意味で【ニュートラル】という言葉を多用する(グラパソではない)カラーリストが増えてきました。
また、「イエベもブルべも両方似合う」という意味合いで【グリーンベース=グリべ】と呼んでいるかたもいます。
誤解のないようにお伝えしますと、グラデーションカラースケール®で【ニュートラルエリア】が最もお顔映りが良い、と判断できた場合にのみ、ベースカラーが【ニュートラル】とお伝えできると、考えています。
なぜなら、ベースカラーエリアはかなり広いんです。
「春か夏が似合う」、「秋と冬が似合う」、など、ベースカラー以外の特徴が似ているグループに振り分けられる場合、必ずしもベースカラーが【ニュートラル】であるとは限りません。
結果的に、ベースカラーをまたいでも得意なエリアであれば似合うというかたもいらっしゃいますが、「イエベもブルべも両方似合う」それは、限りなく珍しいことなのです。
ぜひ、グラデーションカラースケール®を使って、ご自身の本当のベースカラーを知っていただきたいなと思います。
S様は【ニュートラル】でしたので、ベースカラーの視点で言うと、春夏秋冬のどのグループに分類されても間違いではありません。
次に、明るさの視点でS様のパーソナルカラーグループについて考えてみましょう。
明るさについて
今回、グラデーションパーソナルカラー診断をした結果、S様は【高明度が得意】、ということがわかっています。
グループに分ける診断法では、【明るめの色が似合うかたを夏・春に】、【暗めの色が似合うかたを秋・冬に】と言われています。
そのため、過去の診断において、S様が【夏・春】という結果だったのは納得です^^
次に、あざやかさの視点でS様のパーソナルカラーグループについて考えてみましょう。
あざやかさ・清濁について
S様は、中彩度(穏やかエリア)が得意です。
色みは残しつつ、穏やかな印象の色がとても映えます。
また、清濁ドレープにおいて、くすんでいないクリアカラー(明るい)が得意ということがわかっていますので、ここでも【春や夏】傾向であることがわかります。
トーンについて
S様のように、
- イエベとブルべの中間のベースカラー=ニュートラル
のかたは、グループに分ける診断法では、複数のグループに似合う色が散らばっていることが多いです。
ただ、S様の場合、【明るめ】【中彩度】【クリアカラー】がお似合いになるということがわかっているので、【春と夏に似合う色が多いけど、秋や冬にも似合う色が存在する】という結果をお伝えしたいです。
というのも、S様の好印象エリア(ピンク)は、黄色の春グループと水色の夏グループにまたがる形で広がっていますが、オレンジの秋グループにも接しています。
また、Miyaθでは、ブルーベースで白がたくさん混ざった明るい色は【夏】に分類していますが、【冬】に分類している他団体さんもあります。
ですから、【春と夏に似合う色が多いけど、秋や冬にも似合う色が存在する】という結果をお伝えしたいです。
春、とか、夏というように断言しない理由としては、
- そのグループに入っている色すべてが似合う、というわけではないから
- そのグループ以外にも似合う色があるから
なんですね。
皆さんの中には、夏の色はくすみ感のある穏やかな色を想像されるかたもいらっしゃるでしょう。
ところが夏には、くすみのないクリアな色も存在するのです。
S様が得意なのはクリアな色です。同じ夏グループ内の色であっても、くすみカラーはものすごい得意というわけではありません。
また、春で思い浮かぶ色としてあざやかめの色があるかと思いますが、S様が得意なのはあざやかな強い色ではないんですね。
Miyaθグラデーションパーソナルカラー診断では120色すべてのドレープを当てて診断していきますので、お顔映えする色を取りこぼすことなく、すべてピックアップします。
また、理論からは少し外れているけれども、内面とマッチしているなど感覚で好印象な色もピックアップしますので、たくさんのベストカラーを楽しめます^^♪
色は、虹のようにつながっていて、あるところを境に急にビビットになったり、急に穏やかな色になったりしないんですね。
グラデーションカラースケール®は【色】を分解して、ベースカラー・明るさ・あざやかさ・清濁で診断することができます。
1枚1色の単色ドレープではなかなか表現しづらい微妙な色みもグラデーションカラースケール®なら測ること・調整することが可能です。
Miyaθは【色・パーソナルカラー】を大切に考えているサロンです。
どんな明るさや鮮やかさが得意なのか、細かく【あなただけの似合う色】が知りたい、と思ったらぜひ、東京グラデーションカラースケール®教室Miyaθへお越しください。
外見だけではなく、【内面とお顔映りを融合させたMiyaθ診断法】で納得のパーソナルカラーをお伝えします。
自分に似合う色をしっかり見極められるようになりたい場合は、【グラデーションパーソナルカラー講座(資格取得講座)】がおすすめです。
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